霧の中の風景
キリノナカノフウケイ
TOPIO STIN OMICHLI
上映時間：125分 / 製作：1988年（ギリシャ＝仏）
解説 「旅芸人の記録」「アレクサンダー大王」などで、ギリシャのみならず世界的な映画作家として注目されるT・アンゲロプロスの長編第8作。ヴェネチア映画祭をはじめ各国で絶賛された。二人の幼い姉弟、ブーラとアレクサンドロスは、家を出てある夜汽車に飛び乗り、ドイツにいる父を探す旅に出る。まだ顔を見たこともない父を探す旅の途中で、二人は様々な人との出会いや別れを経験し、その希望と失望を通して人生と世界を学んでいく……。どちらかといえば難解なイメージの強かったアンゲロプロス作品にしては珍しくとっつきやすい。実話をもとにしたおとぎ話風な語り口で、その美しい映像とあいまって強い感動が胸を打つ。また、アンゲロプロスの作品に出演したキャラクターたちが何人か顔を出しているのもファンにとっては興味深いところ。ヴェネチア映画祭国際映画批評家賞にも輝いた。DVDは「テオ・アンゲロプロス全集（3）」に収録。
スタッフ |
監督：テオ・アンゲロプロス
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キャスト |
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受賞歴 |
第45回ヴェネツィア国際映画祭 コンペティション部門
第45回ヴェネツィア国際映画祭
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