旅籠屋騒動(『お伊勢詣り』)

タビカゴヤソウドウ

上映時間:55分 / 製作:1939年(日本) / 配給:新興キネマ京都

解説 吉本興行(戦後は吉本興業)の演芸が、急激に大衆に受け入れられたことに伴い、松竹の子会社である新興キネマは演芸部を設立。吉本の芸人の引き抜きを画策した。当時人気絶頂のワカナ・一郎、ラッキーセブンなどの漫才コンビが引き抜かれ、本編に出演することになった。同じ頃、東宝の前身P・C・Lでは、吉本の花形、エンタツ・アチャコの映画がヒットを飛ばしており、この作品はワカナ・一郎で、それに対抗しようとしたもの。こちらも一応のヒットを収め、第2作「金比羅道中」(1940)などの新作が生まれた。物語は、とある旅篭に住み込んだワカナ扮する底抜けに明るい仲居の奮戦記。のちに「旅籠屋騒動」と改題されている。

情報提供:ぴあ