リトアニアへの旅の追憶
リトアニアヘノタビノツイオク
REMINISCENCES OF A JOURNEY TO LITHUANIA
上映時間:87分 / 製作:1972年(米)
解説 実験映画やドキュメンタリーの分野で世界の映画人に多大な影響を与えたインディペンデント作家J・メカスの「ロスト・ロスト・ロスト」「時を数えて、砂漠に立つ」とともに代表作として語り継がれる作品。ナチスに追われて戦後ニューヨークに亡命してきたメカスが1950年代初頭のブルックリンをスケッチした映像、1971年に久しぶりにリトアニアの故郷に戻った時の“思い出”の映像、そして戦時中に過ごした強制収容所があったハンブルグ郊外やウィーンの映像という3つのパートで構成されている。カメラとともに生きるメカスの豊かな感性がフィルムに刻まれ、ドキュメンタリーというより“日記映画”と呼ぶにふさわしい感動的な叙情性を醸し出す不朽の名作。
スタッフ |
監督:ジョナス・メカス |
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