偉大なるアンバーソン家の人々

イダイナルアンバーソンケノヒトビト
THE MAGNIFICENT AMBERSONS

製作:1942年(米)

解説 デビュー作「市民ケーン」で後の映画に多大な影響を与えた天才、O・ウェルズが監督した第2作。19世紀後半、地方の町が都市へと移り変わっていくなかで、名家といわれたアンバーソン家が没落していくさまを、明暗を強調した照明、テンポの速い編集など、ウェルズ独特の手法を駆使して描いた大河ドラマ。父の死後、“小さな暴君”と呼ばれたアンバーソン家の息子ジョージは、旧家特有の身勝手な当主ぶりを発揮、やがて人々の信頼を失っていく……。編集にロバート・ワイズが参加しているのも興味深い。現在普及しているのはオリジナルの131分を縮めたカット版である。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:オーソン・ウェルズ

キャスト

ジョセフ・コットン
ドロレス・コステロ
ティム・ホルト
アン・バクスター