紅の拳銃
クレナイノケンジュウ
上映時間:87分 / 製作:1961年(日本) / 配給:日活
解説 赤木圭一郎扮する青年が、殺し屋製造業の男によって、プロの殺し屋に仕立て上げられ暗黒街へ入り込んでいく。プロの殺し屋の世界の非情さとともに、赤木圭一郎ならではの淡いロマンスが並行して描かれている。トニーが殺し屋の修行をする前半の張りつめたムードも悪くないが、ほのかに慕情を寄せる少女に自分の正体を明かせぬもどかしさを、トニーの悲し気なまなざしで表現したラストシーンは忘れがたい。裕次郎や旭とは違う独特のムードで将来を期待された赤木圭一郎は、この作品が公開された年に21歳の若さで事故死した。
スタッフ |
監督:牛原陽一 |
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キャスト |