「ボドカフェ!」野津山幸宏×梅原裕一郎|“ノヅにゃん”と“ウメ隊長”が全力で遊ぶ! 番組の収録現場を密着レポート&インタビュー

野津山幸宏×梅原裕一郎インタビュー

キャラクターになりきって全力プレイ! 2人の感想は?

──まずは撮影お疲れ様でした。第7回の収録を終えたばかりですが、その感想からお聞かせいただけますか。

梅原裕一郎

梅原裕一郎 いやあ、楽しかったですね。今日プレイした「ニックネーム」というゲームは、中学生の方が作られたゲームだと教えていただきましたけど、ルールもすごくわかりやすくて。その場で教えていただいて、すぐ理解できました。会話が生まれるゲームなので、初対面の人とでも盛り上がれるし、きっとその後仲良くなれる。ゲームの名前が「ニックネーム」ですけど、ニックネームを覚えるためのゲームでもあるのかな。すごく素敵なゲームだと思いました。

──○○社長、○○博士など、名前を呼びかける必要があるゲームですもんね。梅原さんは、以前はボードゲームをよく遊んでいたとか?

梅原 昔はよくやっていましたね。声優の先輩にボードゲーム好きな方がいて、お呼ばれして夜の22時くらいからやり始めて。

野津山幸宏 お酒飲みながらとかですか? 楽しいですよね。

梅原 そうそう、飲みながらやって、しょっちゅうケンカになって(笑)。

野津山 あはは(笑)。「イカサマじゃねえか!」みたいな感じですか?

梅原 なりましたね、懐かしい。最近はもっぱら……麻雀か花札かみたいな感じなんですけど。

──野津山さんは今日のゲーム、いかがでしたか。

野津山 面白かったですね。梅原さんもおっしゃいましたけど、初対面の人との距離を一気に近づけてくれるツールだなと思いました。あと、中学生がこんなゲームを作ったと聞くと、僕も何かゲームを作ってみたくなりました(笑)。ちょっとした発想とかアイデアで、こういう面白いゲームが生まれるのは、ボードゲームならではの魅力なのではないでしょうか。

梅原 そうですね。

野津山 この番組で、これまでにもいろいろなボードゲームをやってきましたけど、「ニックネーム」はすごくお手軽感がありましたね。プレイに時間がかかったり、ルールが複雑だったりするものもあるんですけど、今回のゲームは本当にみんな初めてでも楽しめる内容だったんじゃないかなって。

──収録を見学させていただきましたが、社長とか博士とか、そういうキャラクターになりきりながらゲームを楽しまれていたのが印象的でした。皆さん声優さんなので、お芝居も上手で。

梅原 声優だから全力投球しちゃったという面はあるかもしれませんね。

野津山 やってて楽しかったのってなんだろう。

梅原 野津山さんは「にゃん」じゃないですか?(笑)

──(笑)。“空前絶後の萌えアイドル”こと「にゃん」のカードを集めるため、ほかの皆さんに「○○にゃん、○○にゃん」と話しかけていましたね。

収録中の野津山幸宏。

野津山 僕は「にゃん」のことが好きなファンを、ござる口調という設定でやりきりました。純粋に「にゃん」だけを好きっていう、一途なところがやっぱ好きですね。

梅原 ファンの方の話になっちゃってる(笑)。僕も……いろいろやったけど、なんですかね。「隊長」とかは印象に残ってますかね。

野津山 梅原さんの「隊長」よかったです。

梅原 本当? とりあえず声張ればいいかなって(笑)。

──ほかの方だと、相合谷(由馬)さんが「よびすて」のカードを集めるためにずっとお金をせびっているのも面白かったです。

野津山 ああいうタイプの友達いますよね(笑)。「100万円持ってない?」には笑っちゃいました。

梅原 このゲームをプレイされる方には、みんなこのくらいのテンションでやってみてほしいですね。

──ルールはシンプルながら、記憶力が必要とされたり、駆け引きが重要だったり、ゲーム性は意外にも高いのかなと思いました。

梅原 そうなんですよね。攻めすぎると手の内がバレちゃって……。僕も序盤、それでカードを持っていかれちゃいましたから。

野津山 心理戦みたいなところも楽しめるゲームでした。

梅原 あと、意外とわかんなくなっちゃうんですよ。「あれ、さっき何を持ってかれたんだっけ?」とか、「さっきあの人は何を欲しがってたんだっけ」みたいなのが。

野津山 プレイしてると周りが見えなくなっちゃうことありますよね。視聴者の皆さんには、その様子も含めて面白がってもらえるんじゃないかな。

ボードゲームの魅力は「会話が生まれる」「人との距離が縮まる」

──梅原さんは以前からよくボードゲームをされていたというお話でしたが、ボードゲームの魅力ってどんなところだと感じますか?

梅原裕一郎

梅原 やっぱり人との距離が縮まる、というのが一番じゃないでしょうか。今日も、野津山さん以外の方とは初対面だったんですが、それでも本当に楽しくゲームができましたし、自然と距離も縮まったように思います。あと、もういい大人なので、別に負けても構わないというか……(笑)。大人が本気でやって、勝ち負け関係なく楽しめるっていうのは、ボードゲームの魅力の1つなんじゃないかな。

野津山 初心者も経験者もあまり関係ないというのはあるかもしれませんね。

梅原 もちろんゲームによるんでしょうけど、初心者でも楽しめるゲームが多いような気がします。

野津山 この番組でも、経験者の店長よりゲストの方が強かったり、初心者同然の僕が勝っちゃったり、そういうことがありますから(笑)。

梅原 野津山さん、なんか強そうだよね(笑)。

──野津山さんはこの番組を通じて、たくさんのボードゲームに触れていらっしゃると思うんですけど、そんな野津山さんから見たボードゲームの魅力、それから「ボドカフェ!」という番組の魅力ってどんなところでしょう。

野津山 そうですね、会話が生まれるって梅原さんがおっしゃいましたけど、それが一番の魅力ですね。このデジタルの時代にアナログっていうのが、またロマンを感じるというか。魅力的だなって思います。

梅原 アナログのロマンってあるよね。

野津山 あと僕は、取扱説明書を読むのがあんまり好きじゃなくて(笑)。ボードゲームはとっつきにくそうだなと敬遠してしまいがちだったんですけど、田邉店長みたいに教え方の上手な方がいて、丁寧に説明してもらえると、そこでも会話が生まれるし、どのゲームもすごく面白そうに感じたんです。もちろん、やってみたらどれも1回きりじゃもったいないくらい面白い。

──田邉店長による解説動画も毎回配信されていますよね。番組だと、毎回のように新しいボードゲームが登場するので、次回はどんなゲームなんだろうと想像するのも楽しみの1つかと感じました。

野津山幸宏

野津山 本当にそう思いますね。僕はもともと、ボードゲームはあまりやらないタイプの人間だったので、そういう人間からすると、ボードゲームはすごく新しい世界に感じるんです。こんなゲームがあるんだ、こんなのもあるんだってすべてが新鮮で。だから僕みたいなタイプの人が番組を見てくださると、きっと同じような経験ができて楽しいんじゃないかなと思います。逆にボードゲームは好きでいろいろ知ってるよっていう方でも、中には知らないゲームがあったりするかもしれないです。それこそうちで“常連”の相合谷さんでも、「今日のゲームは知らない」っておっしゃってましたから。

──ほかの番組の収録のことはあまりわからないんですけど、この番組はアドリブも多いのか、皆さん自然体で楽しまれてる感じがしました。その辺り、ゲストの梅原さんはいかがですか。

梅原 台本ガチガチという感じじゃないですよね。「自由にやってください」みたいな撮影で、僕は今日、純粋にボードゲームを楽しませていただいただけでした(笑)。だからすごくナチュラルなところを撮ってもらってるんじゃないでしょうか。

野津山 番組をやっているというより、普通にみんなでボードゲームやってる感じですもんね。

──あとWeb番組ということもあってか、尺の関係で途中カットとか、ダイジェストになるとかもあまりないので、番組を見ていると場の空気感をずっと一緒に味わえるのも楽しかったです。

梅原 それはいいですよね。ボードゲームって参加するのはもちろん楽しいですけど、俯瞰で見るというか、離れたところから場の流れみたいなものを見るのもけっこう楽しいじゃないですか。そういう楽しみ方もあるんじゃないかな。

場を盛り上げるために生まれた野津山幸宏、梅原裕一郎をM-1に誘う

──野津山さん、これまで番組で取り上げたゲームの中で、梅原さんと一緒にやってみたいゲームはどれですか?

野津山 僕、1回目にやった「ゴモジン」というゲームが大好きで。あれをぜひやりたいですね。

梅原 どんなゲーム?

左から野津山幸宏、梅原裕一郎。

野津山 サイコロで選んだお題を、漢字2文字とカタカナ3文字で表現するんです。それを親に見せて、お題が何かを当ててもらう。シンプルなんだけど奥が深くて、例えばお題が「シュレッダー」だとしたら、「用紙キルヨ」だと「『はさみ』かな?」と思われてしまう。でも、「シュレッダー」だってわかってもらわないといけないじゃないですか。その回は佐藤拓也さんがゲストだったんですけど、佐藤さんはこのお題のときに「密紙キール」と出していて。熟語じゃないけど、“秘密の紙です”と表現して、正解をもぎ取ったんですよ。

梅原 へええ、それ面白いですね。

野津山 漢字が熟語になってたり、カタカナが単語だったりすると、ボーナスポイントがもらえるんです。逆に直接的な表現はだめ。お題が「車」だったら、そのままクルマとか書いちゃいけない。たぶん「四輪マワル」とか。あのゲームはすごく印象に残っていますね。「ゴモジン」をプレイした第1回は、サイトで無料配信されていますので、皆さんぜひご覧になってみてください。

──梅原さんから見て、野津山さんのMCはいかがでしたか。

梅原 とても頼もしかったです。

野津山 ありがとうございます!

梅原 すごく口が達者ですよね(笑)、って言うと少し言い方が悪いですけど、場を盛り上げるのが本当にうまい。

野津山 盛り上げるために生まれてきました!

梅原 (笑)。その調子でM-1もがんばってください。

野津山 がんばります! そして来年は、梅原さんと2人でM-1に出ます!

梅原 えええ、M-1はちょっと……(笑)。

野津山 もしくは、僕が全然だめだったら、僕の代わりに速水さんと梅原さんの2人で!

梅原 いやあ、それも……なかなか面白そうですけどね。

野津山 それはそれで面白そうですよね(笑)。

──(笑)。では最後に、番組の見どころを含めて視聴者にメッセージをいただけますか。

梅原 今回呼んでいただいて、僕は本当に、ただ純粋にボードゲームを楽しませていただいただけなんですけど。この番組をきっかけにボードゲームに興味を持っていただけたら幸いです。見てくださればわかると思うんですが、本当にボードゲーム楽しいなって感じたので。今けっこう、世の中的にもボードゲームって盛り上がってると思いますけど、まだ触れたことない人もぜひやっていただきたいなって思いました。

野津山 この番組の魅力は、毎回いろんなボードゲームが出てくることです。それから、田邉店長の説明がすごく魅力的。たぶん取扱説明書よりわかりやすい(笑)。ボードゲームが好きな方も、まだやったことないけど興味はあるって方も、みんな一緒に楽しんでいただけるような番組にしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!

左から野津山幸宏、梅原裕一郎。

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