コミックナタリー PowerPush - 宮田紘次「犬神姫(わんこ)にくちづけ」
かわいい女の子に出会いたければ宮田紘次を読め!ヒロイン100人斬り(!?)の著者が女の子全解説
「ききみみ図鑑」
音楽が目に見えることで周囲から変わり者扱いされひねくれていた高校生の智原くん。ところがある日、ひとりの少女が奏でるギターから素敵な生き物が飛び出してきた……! 「視える音」をはじめ、歌、楽器、声、聴覚など、“音”にまつわる8本の読み切りを収録。月刊コミックビーム(エンターブレイン)誌上に掲載された宮田紘次の初連載作だ。
キャラクター紹介
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マヤ
第4話「天使の声」に登場する泥棒お姉さん。天使のように柔らかな声を武器にして、男を翻弄する悪女。
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伊奈穂(いなほ)
第6話「空っぽの音」に登場。家族でひいおじいちゃんのお見舞いに訪れる少女。
宮田紘次コメント
今まで描いてきた中では一番普通の子ですね。昔の夏帆がイメージにありました。映画「天然コケッコー」に出ていた頃よりもっと前の、「ガチャガチャポン!」っていう教育番組に出てた頃です。
miyata's memo
音楽を題材にマンガを描きたいって担当さんに言ったら、「へー」って感じですごく反応薄くて(笑)。エンターブレインの地下食堂で、長時間説得しました。「耳なし芳一」モチーフの最終話「凪の音」は最初から終わり方も自分の中で決まっていて、ネームもすごく早くできました。最終話と第1話「視える音」は、「音が視える」という点でつながっているんです。
あらすじ
上司とキスして犬に変身ッ!
強引な課長(ドS)と、押しに弱い新人OL(ドM)。ふたりの仕事は魔物を退治すること。Fellows!(エンターブレイン)連載中の大人気“人外ラブコメ”、待望の第1巻!
かずらは、犬に変身すると退魔能力が目覚める女の子。でもひとつだけ問題があった。課長の犬養とキスをしなければ、犬に変身できない=退魔のチカラが使えないのだ。「課長は大好き、でも、仕事のためのキスなんてイヤ!」……と言いながら、今日もまたかずらは課長の忠犬として働くのであった。ワーン!
宮田紘次(みやたこうじ)
2006年、第8回エンターブレインえんため大賞に「蛇腹」で佳作入賞。コミックビームFellows!(エンターブレイン)Vol.1の「猫でタンデム」でデビュー。代表作に「真昼に深夜子」「ききみみ図鑑」など。Fellows! Vol.18からは、普段はおとなしいOLが、キスをされると犬に変身してしまうという服従系ラブコメディ「犬神姫にくちづけ」を連載。身長196cm、足のサイズは32cmの巨漢。