コミックナタリー Power Push - 月刊flowers

萩尾望都からのビデオレター到着! 編集長が語る最強ラインナップの秘密

マンガ界の地平を切り開いたベテランから話題の新進作家まで、目の肥えたマンガ読みも唸らせる稀代のラインナップで話題を集めている少女誌、月刊flowers(小学館)。コミックナタリーでは、4月号から開始される誌面リニューアルの全貌に迫る。

3号連続付録を記念した萩尾望都インタビュー動画、新連載攻勢の布陣を紹介するとともに、flowersの魅力を編集長が自ら語るインタビューをお届け。萩尾望都がコミックナタリー読者のためにサインを入れた単行本プレゼントも!

取材・文/淵上龍一 編集・撮影/唐木元

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町でうわさの3号連続クリアファイル付録

萩尾望都の画業40周年企画の一環として、月刊flowersは4月号から付録として描き下ろしの3号連続クリアファイルを付ける。これを記念した萩尾望都インタビュー動画をコミックナタリーにて独占配信。動画中に登場するプレゼントの詳細は4ページ目をチェック。

クリアファイル

萩尾望都インタビュー 1 <天使について、flowersの特色>

萩尾望都インタビュー 2 <flowersとのなれそめ、連載作品について>

町でうわさの新連載ラッシュ

西炯子「ふわふわポリス 比留ヶ谷駅前交番始末記」。

月刊flowersは4月号から4カ月連続の新連載攻勢をスタート。リニューアルとなる4月号では、「娚の一生」を好評のうちに完結させた西炯子の「ふわふわポリス 比留ヶ谷駅前交番始末記」、フラワーズ育ちの新人・絹田村子の初連載「さんすくみ」が開始する。

以降、5月号では今日マチ子「ガールズ美術」、6月号では「BOYS BE…」のイタバシマサヒロ原作・有留杏一作画「ピアノドクター」、7月号では波津彬子、ねむようこ、草間さかえらの新作を展開。

絹田村子「さんすくみ」。今日マチ子「ガールズ美術」。月刊flowers3月号に掲載された、ねむようこ読み切り「赤コートのセルマ」。

町でうわさの編集長 / 注目作を生み出し続けるうわさの少女マンガ雑誌・月刊flowersの編集長“武者正昭”氏インタビュー。次のページから、flowersの魅力を喋り倒します!

町でうわさのフラワーズ

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第55回小学館漫画賞を受賞した岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」に、「このマンガがすごい! 2009」オンナ編1位に選ばれた小玉ユキ「坂道のアポロン」など話題の新進作家が続々。さらに吉田秋生「海街diary」や萩尾望都「シリーズここではない★どこか」、田村由美「7SEEDS」などベテラン勢も充実し、もはや独走態勢のラインナップから目が離せない!

4月号ラインナップ

西炯子「ふわふわポリス 比留ヶ谷駅前交番始末記」/田村由美「7SEEDS」/小玉ユキ「坂道のアポロン」/ヒガアロハ「しろくまカフェ」/赤石路代「暁のARIA」/岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」 /井上ナヲ「紺碧の空の先に何があるか」/渡辺多恵子「風光る」/奈知未佐子「キードッグ」/大野潤子「トウカ草紙」/絹田村子「さんすくみ」/さいとうちほ「アイスフォレスト」/清原なつの「山姫様と旅する王子」/奈々巻かなこ「港町猫町」/音森春瑚「たんぼの花嫁」/グレゴリ青山「マダムGの館」/うつろあきこ「宇宙屋台へおいでませ」

「町でうわさの天狗の子」キービジュアル「坂道のアポロン」キービジュアル

月刊flowers

2002年4月27日創刊。1980年から22年に亘って続いた少女マンガ誌「プチフラワー」の後継誌として誕生。萩尾望都を筆頭に、吉田秋生「海街diary」、田村由美「7SEEDS」、渡辺多恵子「風光る」、波津彬子、赤石路代、清原なつの、さいとうちほなど、少女漫画の大家が多数執筆する一方、岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」(平成21年度小学館漫画賞受賞作品)や小玉ユキ「坂道のアポロン」(宝島社「このマンガがすごい!2009」オンナ編1位)、ヒガアロハ「しろくまカフェ」(宝島社「このマンガがすごい!2010」オンナ編21位)など、若手新進作家による話題作も数多く連載されている。2010年1月号で通巻100号を迎えた。現編集長は武者正昭(2007年7月から)。