MVは作品のイメージを忠実に再現
──映像作品を観るときに重視するポイントはどんなところでしょう。
画質よりも雰囲気重視だったりします。映画を観に行くときも4DXは選ばないですし、VFXとかじゃないオーソドックスな撮影方法の2D作品が好きです。
──MVなんかはどうですか?
MVに関しては、曲によりけりだと思います。私のMVでもCGが使われることは多いですが、曲に合っているかどうかだと思いますね。
──MV制作時にこだわっていることは。
毎回、MVを撮る曲の方向性がバラバラで、かわいい雰囲気だったりカッコいい雰囲気だったり、振れ幅があるんです。その中で作品のイメージに寄り添って、監督の意向をできるだけ忠実に表現したいと思っていますね。
──「こういう衣装が着たい」とか「ランニング姿のおじさんを出してほしい」とか、監督にリクエストを出すこともあると聞きましたが。
大枠は監督にお任せするんですけれど、その中で私が「こういう要素もあったらいいな」みたいに小ネタを思い付くこともあるんです。そういうことがあれば提案しますし、すべてお任せすることもあります。曲によってさまざまですね。
新作は自由度の高いアルバム
──音楽についても聞かせてください。最近お気に入りのアーティストは誰かいますか?
去年くらいからオメガトライブがすごく好きで、ずっと聴いています。杉山(清貴)さんのバージョンも1986もカルロス(・トシキ)さんも、それぞれちょっとずつ毛色が違って、それぞれ素晴らしいんです。
──上坂さん自身はそういうシティポップ系統の楽曲ってあまり歌ってきていないですよね。
そうですね。アニメの主題歌とかになると、デジタルっぽい楽曲や元気な楽曲が合ったりすることが多いので。それに、シティポップって男声ボーカルのほうがカッコいいと思っていて、私は聴くほうが好きですね。
──なるほど。では、現在制作中の4thアルバム「NEO PROPAGANDA」はどんな作品になりそうですか。
今回は既発曲が少なくて、新曲をたくさん作ったんです。やることがいっぱいあった分、自由度の高いアルバムになっていると思います。
──今までのアルバムも相当自由な内容だったと思いますが、それ以上にということでしょうか。
タイアップ作品のテーマなどに縛られないという意味で、アルバム曲ならではの自由さがあるなと思います。前作の「ノーフューチャーバカンス」にはアニメの主題歌になった曲が多く収録されていて、それはそれでにぎやかな感じで良いのですが、今回はまた別の楽しみがありますね。ぜひ皆さんにも楽しみに待っていて頂きたいです。
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