デジナタ連載 須貝駿貴(QuizKnock)インタビュー|全自動ディーガでアニメを楽しもう!特集 「シンプルにやばい」全自動ディーガで新作も再放送も逃さず録画

「ゆゆ式」と「AKB0048」はどちらも傑作

──全自動ディーガをひと通り触っていただいたところで、ここからは須貝さんのアニメ遍歴をお聞かせください。とあるインタビューで「らき☆すた」からアニメにハマったと拝見しましたが、それはいつ頃のことですか?

高校1年生でした。理系の進学クラスでアニメ好きの友達がいて、彼と話をするうちにアニメを観始めたんです。それから「らき☆すた」を観て、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「灼眼のシャナ」「ゼロの使い魔」なんかでどんどんハマっていって。高校の頃だと「GA 芸術科アートデザインクラス」や「ef - a tale of memories.」が好きでした。あと「true tears」も「CLANNAD」もあったな……。

──すらすらとタイトルが出てきますね(笑)。その頃にはレコーダーを使ってバリバリアニメを観ていたんですか?

須貝駿貴

はい、家族みんなで使っているレコーダーで観ていました。ただその頃は京都に住んでいたので、そんなにたくさんアニメが放送していなかったんです。だから「NARUTO」は映らなかったし、「とらドラ!」も観れなかった。

──それからたくさん観るようになったきっかけは?

2010年に浪人して大阪で一人暮らしを始めてからはキー局が全部映るようになったんです。それから大学生の頃はもう新作アニメを全部予約して3話くらいまではチェックして、取捨選択するようになりました。浪人時代だと「迷い猫オーバーラン!」がめっちゃ記憶に残っていますね。

──強烈な作品でしたもんね。しかしいわゆる日常系から始まり、ここまで挙げていただいたような美少女が出るもの、以前に特集記事(参照:アニメ「少年ハリウッド」特集 鈴木裕斗(大咲香役)×須貝駿貴(QuizKnock)対談)で愛を語っていただいた「少年ハリウッド」といった女性向けの作品まで本当に幅広くアニメを観られていますね。

「少年ハリウッド」は、端正な顔立ちの絵じゃないですか。僕はああいうのに抵抗がないんですよ。小さい頃から少年マンガと少女マンガの区別なく読んでいたし、高校のときは週刊少年ジャンプやまんがタイムきららとかと並行してLaLaも買って読んでましたし。それはたぶん少女マンガをたくさん持っていた伯母さんの影響なんですけど。だから「女性向けだから観ない」みたいなことはなくて「面白いか面白くないか」だけで作品は判断しています。

──頭が下がります。

あと原作を知っているアニメも基本的には観ています。知らないやつに挑戦するのも大事かなとは思いつつも、例えばずっと読んでいるジャンプの連載作のアニメはだいたい観てますね。

──最近だと「鬼滅の刃」に「僕のヒーローアカデミア」に……。

あと「約束のネバーランド」「Dr.STONE」とか。ジャンプ作品の、特にバトルものは肌に合うんですよ。

──これまでたくさん観られてきたアニメで、レコーダーにいつまでも残したりBlu-ray / DVDを買ったりするくらい好きだったものはなんですか?

けっこう少ないです。僕、一度観たアニメはよく覚えているほうなんですよ。アニメを観ている間は本当にほかの声が聞こえないくらい集中していて、周囲から「息が止まってんじゃないの」と心配されるくらいで。だから観た番組はどんなにいい内容でも全部消して、新しいものを観ていました。そうしないと新しいものを録画するハードディスク容量を確保できないというのもあったし。

──そのハードディスク容量の確保、という悩みもハードディスク容量が10TBあって、自動消去までしてくれる全自動ディーガなら不要になりそうですよね。

はい。ただ、そんな中でもBlu-ray / DVDを買ったのは「ゆゆ式」と「AKB0048」でした。どちらも放送されたのは大学生の頃だったのでお金がなかったんですけど、本当に傑作で。「これは買わねば」と思い買いました。

──またガチ感のある2作ですね。おそらく普通の人より多くのアニメを観てきた須貝さんが感じる、アニメをたくさん観ることのよさを教えていただけないでしょうか?

アニメを多く観るほど、ほかの作品が楽しめるようになると思います。国語の授業で名作や古文などいろんな作品を読まされるのと同じかもしれませんが、たくさん知っておくと見たことのある表現が出てきたときに「この表現はこうなるよな」と予想できるようになる。それでその通りだと王道の安心感を得られるし、そうじゃなかった場合は新しいものを見られたうれしさがあるんですよ。そういうのは作品を楽しむうえで大事な感覚かなと思います。あとはたくさん観ておくと流行りがわかるのもいいですよね。「なんでこのジャンルが流行っているんだろう」「このジャンルが流行っているけど、その中でなぜこれは面白いんだろう」といった比較をしながらいろいろ考えられるのが面白いです。

須貝駿貴

──なるほど。例えば数多くある、いわゆる日常系の作品の中で「ゆゆ式」はどの辺りがお気に入りですか?

連想ゲーム的につながっていく会話のテンポ感がとてもいいんですよ。QuizKnockの動画って40分くらい収録して10分くらいしか使わないんですけど、カットされた30分は「ゆゆ式」みたいな他愛のない話をずっとしているんです。特に大きな事件は起きないけど、そういう友達と話をしている感覚に浸れるのが「ゆゆ式」の魅力です。ああいう会話を現実の女の子がしているかはわからないですけど(笑)、僕たち男子にとって、とても観ていて気持ちのいいアニメです。

4K対応ディーガとビエラの組み合わせは「明らかにきれい」

──アニメを観る際の視聴環境に何かこだわりはありますか?

最近テレビを買い替えたんですけど、大きい画面で観たいのでChromecastを使って、配信アニメやYouTubeもテレビで観るようにしています。アニメはできるだけいい画質で観ようとしていますし、YouTubeもフルHDで観てますね。でも映像よりは音のほうがこだわりがあるかな。ヘッドホンとかもそうですが、できるだけいい音で聴きたくて、特に低い音が鳴っているのが好きなんです。だから家でテレビを観るときは、実家から持ってきた10年以上使っているミニコンポを使っています。

──そんなに違いますか。

やっぱり全然違いますよ。テレビはそんなに大きなスピーカーを付けられるわけないし、小さいスピーカーでは低音が共鳴しづらく、鳴りづらいというのは物理を勉強していれば、納得できる話だと思います。低音がしっかり鳴っている劇場用アニメを観たときは違いをすごく感じます。

──では、そんなこだわりを持つ須貝さんに「4Kチューナー内蔵 全自動ディーガ DMR-4X1000」と「4K有機ELビエラ HZ2000」の組み合わせでいくつか4K対応ソフトを観ていただきましょう。

(画面を凝視しながら)……これは明らかにきれいですね。ちゃんと光が光っている感じを再現しているからかなり明るい。でも明るいところの白が飛んでいないし……高輝度なのが活かされたディスプレイなんですかね。あと4Kの映像はいいテレビを使わないとたぶん酔うと思うんですよ。動きが激しいところなんかは表示が付いていかず残像が残ったりして酔っちゃうんですが、それもないですね。

──「4K有機ELビエラ HZ2000」は背面にイネーブルドスピーカーがあって、そこから出た音を天井や壁に反響させることで部屋全体から音が聞こえるようになっています。音はどうですか?

確かに、テレビのスピーカーからカスカス鳴っている感じじゃなくていいですね。8.1chとかに対応した劇場用アニメとかだと、さらに楽しめそうです。

──レコーダーとテレビをパナソニック同士で組み合わせることで、一番きれいになるように自動的に設定されるそうです。

それでこんなにきれいになるのか。映画館ってどうしてもスクリーンに投影していて画面自体が光るから、味わいが変わりますね。うん、明らかにきれいとしか言えない。こんなふうになるなら、もっといろんな作品が4Kデジタルリマスターして出てくれたらいいのに。「ゆゆ式」とか「AKB0048」とか。

──リマスター作業も、けっこう大変だとメーカーの方から聞いたことがあります(笑)。

でも描き込みが細かいほど4K映えしそうですよ。それこそ「AKB0048」はロボットアニメなのでいいかもしれない。以前Blu-rayで観たときに「(放送版に比べて)こんなにきれいだっけ」と思いましたけど、それがもっときれいに見えるんでしょうから。あとコンサートの映像とかも全然印象が変わるんでしょうね。音楽ライブって暗い中で演者にパッとスポットライトが当たったりしますけど、細かいところまで潰れずに観られそうです。

全人類が使ったほうがいいです

──アニメではありますがライブシーンも観てみましょうか。須貝さんがお好きな「少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 49-」の第10話「ときめきミュージックルーム」です。

(笑)。出た、ミス・モノクローム! うわ、今のニーソックスの表現、すごい。このクオリティで観るとまた印象が変わりますね。

──見慣れた作品も、細かい部分までしっかり観られて新鮮です。

須貝駿貴

そうですね。「少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR YOU-完全版」も4Kリマスターで欲しくなりました。全編手描きのライブで動きまくっているので見応えがあるんじゃないでしょうか。あと「プリキュア」シリーズのエンディングも楽しそう。3DCGのダンスが一番すごいのはやっぱり「プリキュア」のエンディングですから。あ、でも昔の特撮とかも面白そう。僕、特撮の「電光超人グリッドマン」が大好きなので、それも観てみたいなあ。

──いろんな作品をディーガとビエラで観てみたいですね。では最後に、改めて今回触っていただいた全自動ディーガとビエラでどんな作品を観たらいいか、どんな人におすすめしたいか教えてください。

まずビエラは、明るいところがはっきり見えるのがいいなという印象です。だから実写・アニメ問わず炎が上がる、光が差し込むみたいなのが多そうなファンタジーバトルものとかすごくきれいに見えるんじゃないでしょうか。

──全自動ディーガはいかがでしょう?

これは全人類が使ったほうがいいですよ! アニメに限定しても、動画配信サイトも便利ですけど今やっている作品を網羅しているところはないから漏れる作品があるじゃないですか。その点テレビなら、住んでいる地域にもよりますけど、大多数の作品をカバーできますよね。特に忙しい人こそこれを使うべきじゃないですか。勝手に録画予約してくれるし移動中に観られるし、アニメをはじめたくさんの番組を観られそうです。

Panasonic「4Kチューナー内蔵 全自動ディーガ DMR-4X1000」

「新4K衛星放送」チューナーを2基内蔵したBlu-rayレコーダー。4K放送の2番組同時録画や、ハイビジョン放送の番組を最大8チャンネル×28日間分を“ぜんぶ自動録画”することが可能で、地上デジタル放送のドラマ・アニメを最大90日間自動消去されないように“おとりおき”することもできる。独自の高画質技術で、美しい色彩とその場にいるような臨場感を表現。また、スマートフォンで番組を録画・視聴できる「おうちクラウド」機能も搭載されている。

Panasonic「4Kチューナー内蔵 全自動ディーガ DMR-4X1000」

Panasonic「4K有機ELビエラ HZ2000」

Panasonic「4K有機ELビエラ HZ2000」

4K有機ELパネルを採用した4Kビエラの最新モデル。自社設計・組み立ての「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」は、深い黒が締まる“高コントラスト”、色の鮮やかさを再現できる“広色域”、細部までくっきり映る“高精細”の3つが特徴で、4K映像を最大限に楽しむことができる。また天井から音が降りそそぐ立体音響「イネーブルド スピーカー」は、映画館のような臨場感ある音を再現できる。