「結界師の一輪華」
著者:おだやか、原作:クレハ、キャラクター原案:ボダックス
KADOKAWA
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術者の分家に生まれた一瀬華は、優秀な双子の姉と比べられ、家族から虐げられてきた。そんな彼女は15歳のときに強力な力を覚醒させるが、自由に生きることを望み、そのまま落ちこぼれのふりをしておとなしく過ごし続ける。ところがある日、本家の新当主・一ノ宮朔に力を使っているところを見られてしまい、「俺の嫁になれ」と強引に求婚され……。「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2023」で大賞を獲得した「鬼の花嫁」の原作者でもあるクレハの小説をコミカライズした、和風恋愛ファンタジーだ。
©Odayaka,Kureha,Bodax
担当編集者・海老澤氏(コミックビーズログ編集部)コメント
Q. 受賞した感想をお聞かせください。
受賞についておだやか先生にご連絡した際には、まず大変喜んでくださったとともに、これからも原作者であるクレハ先生の作品の魅力を読者の皆様にお伝えしていきたい!!!と熱いお返事をいただきました。
担当としましては、ありがたいことに配信当初から皆様に応援していただけた作品でしたので、その結果が明確な形となり大変光栄でした。
Q. 「結界師の一輪華」の推しポイントはどんなところでしょうか。
強気な華がそれ以上にオレ様な朔にぐいぐい迫られるところがポイントです! 朔は外見・実力共にトップクラスなので担当としてもいつも惚れ惚れしています。
また、双子の姉の葉月との関係性も物語のキーポイントになってきます。最初は仲が良かった2人がいつのまにか心が離れ、そして……。作品全体を通じて2人の関係の変化も描かれていくのでご注目ください。
Q. 制作時の裏話や先生との印象的な思い出を教えてください。
ありがたいことに原稿だけでなく、さまざまな販促物なども作らせていただいているのですが、おだやか先生の執筆スピードがとても速く、いつも驚かされています。
また、「結界師の一輪華」は連載前に原作宣伝マンガを作成させていただいておりまして、そのご縁が連載に結びついたときはふたりで大喜びしました!
Q. ぜひ読んでほしいというエピソードや話数、シーンはどこでしょうか?
コミックス第1巻に収録されている第3話を是非読んでいただきたいです! この回で華と朔が初めて出会うことになります。
朔の登場シーンは見開きを使った迫力のあるカッコいいシーンになっていて、正に術者のトップ!という空気を醸し出しています。
また、朔の襲名披露式のため華と葉月が着物で登場するのですが、その衣装にまつわるシーンで、2人の関係に動きが出るのも見どころです!
海老澤さんが挙げてくれたエピソードはこちら!
「恋ヶ窪くんにはじめてを奪われました」
美麻りん
講談社
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趣味のゲームにプライベートを全振りし、恋愛とは縁遠い生活だった影原瑛子。ところが29歳になった今、ゲーム仲間も結婚していき、このまま誰にも必要とされない人生でいいのかと悩んでいた。そんなとき、仕事で出会った年下男子・恋ヶ窪亜蓮が、恋愛を教えましょうかと言ってくる。エリートイケメンで、コミュニケーション能力が高い恋ヶ窪は、瑛子にとって一番苦手な人種。女性関係も派手そうで恋ヶ窪を警戒する瑛子だが、勇気を出して一歩踏み出そうとし……。ゲームオタクのアラサー女子と年下陽キャイケメンの恋が展開される。
©美麻りん/講談社
担当編集者ナガノ氏(パルシィ編集部)コメント
Q. 受賞した感想をお聞かせください。
あまり予想していなかったので、先生に最初にお伝えしたときは、2人とも「えっ……(沈黙)」となってしまいました。でもXなどで、恋ヶ窪くんカップルを応援していただいている読者の皆様の声はたくさん拝見していたので、本当に感謝感謝です。投票していただき、ありがとうございました!
Q. 「恋ヶ窪くんにはじめてを奪われました」の推しポイントはどんなところでしょうか。
かなりモテるタイプの陽キャ王子恋ヶ窪くんですが、恋愛初心者の瑛子のスローペースな歩みにあわせてくれるジェントルマンさが推しポイントです!!
情熱的だけど、余裕がある、という女子の理想が詰まっています。
また、逆にそんな恋ヶ窪くんが、恋愛初心者の瑛子の不意な言動に振り回されるところも、ダブルで推せます!
これまでにはないタイプの女子の反応に戸惑う恋ヶ窪くんも、かわいいです。ぜひ、両面をお楽しみいただければと思います。
Q. 制作時の裏話や先生との印象的な思い出を教えてください。
連載前に美麻先生と、夜寝る前に飲む甘いミルクティーのような疲れているときに読んで癒される作品を作りたいね、という話をしていました。1巻のカバーイラストをいただいたときに、恋ヶ窪くんの横顔が、本当にその甘さが詰まった表情になっていて、編集部一同「コレだー!!」となりました。本当にオススメの恋ヶ窪くんです。
Q. ぜひ読んでほしいというエピソードや話数、シーンはどこでしょうか?
瑛子は、恋ヶ窪くんとのお付き合いが始まっても、ネガティブになりやすかったり、悩みがあったら引きこもったり、もともとの性格はやはりそんなには変わりません。それでも、少しずつ、怖がりながらも、自分の気持ちをまっすぐ恋ヶ窪くんにぶつけられるようになっていく様子を見ていると、自分も勇気づけられます。タイプの違う2人の、自分たちのペースでの歩みを、ぜひこれからも注目してほしいです!