コミックナタリー PowerPush - 映画「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略」
「青エク」の加藤和恵から熱いラブコール&イラスト到着 ガッツとグリフィスの絆を振り返る徹底ストーリーガイド
黄金時代篇ストーリーガイド
これは、惹かれあう2人の男の宿命の物語 / ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
己の剣だけを信じてきた。友も家族も帰る故郷もない、若き剣士ガッツは、百年戦争に揺れる地を傭兵として渡り歩いている。身の丈を超える長大な剣を自在に操り、強大な敵バズーソをいとも簡単に倒すガッツ。そんな彼に目をつけたのは、傭兵集団・鷹の団を率いるグリフィスだった。
美しい外見の内に大いなる野望を秘めたグリフィスは、自らの夢を叶えるためにガッツを鷹の団に引き入れようとする。激しく抵抗するガッツだが、グリフィスとの1対1の決闘で制され、鷹の団の仲間入りを果たすこととなる。
3年の時が流れガッツも仲間たちと打ち解け、生まれて初めて手に入れた居場所に心を落ち着かせていた。ミッドランドとチューダーの戦いは激しさを増す一方。鷹の団は次々に輝かしい戦果を上げていく。鷹の団の紅一点キャスカは、戦場で単騎乗り込んでいってしまうガッツの無茶が許せず激昂。ガッツと言い合いになるが、グリフィスは「ガッツのことは自分に任せろ」とキャスカをなだめる。ガッツとグリフィス、2人の絆は今や特別なものとなっていた。
城の戦いにて、強敵ゾッドのもとに単身乗り込むガッツ。苦戦しながらも傷を負わせるが、ゾッドは全身獣毛に覆われ角を生やした異形の獣に姿を変え、助けにきたグリフィスもろとも死の危険にさらされてしまう。しかしグリフィスの胸にぶら下がった覇王の卵を見るやいなや、ゾッドは戦線離脱。ガッツに対し意味深な預言を残し、翼をはためかせ飛び去っていく。
ミッドランド王国の正規軍にのし上がった鷹の団。しかし国王の叔父ユリウスは、グリフィスの存在そのものを邪魔に思っていた。一方狩りの場で所在なさげにしていた内気な王女シャルロットは、優しく語りかけてくるグリフィスに好意を持つ。シャルロットの乗る馬が暴走した混乱に乗じて、毒矢でグリフィスの暗殺を試みるユリウス。一命を取り留めたグリフィスだが、ユリウスへの怒りを燃やし、ガッツに暗殺を依頼する。