コミックナタリー PowerPush - 映画「1/11 じゅういちぶんのいち」
1人のサッカー少年を巡る連作短編が実写映画化 原作者×監督×担当編集が座談会でパス交換
- 映画「1/11 じゅういちぶんのいち」 / 2014年4月5日(土)シネ・リーブル池袋、TOHOシネマズ川崎ほか全国公開
- 自分の才能に限界を感じ、中学卒業とともにサッカーを辞めることを決意した安藤ソラ(池岡亮介)。だが、若宮四季(竹富聖花)との出会いを機に、高校でも再びピッチに立つことを決意する。そんなソラの姿を暑苦しそうに眺める学校一のイケメン凛哉(工藤阿須加)。サッカー部への勧誘を受ける演劇部の瞬(阿久津愼太郎)。まっすぐな気持ちでサッカーに取り組む、ソラに惹かれる、サッカー部マネージャーの仁菜(上野優華)。それぞれが抱える過去や想いとは──。
出演:池岡亮介、竹富聖花、上野優華、工藤阿須加、阿久津愼太郎、東亜優、古畑星夏、田辺桃子、楡木直也、河井青葉、久遠さやか、鈴木一真、奥貫薫
原作:中村尚儁(集英社「ジャンプスクエア」連載)
脚本・監督:片岡翔
予告編映像
サッカーの世界は実力勝負、それはどこでも変わらない──。たとえ弱小高校の先輩と後輩であっても、プロチームのベテランと新人であっても。だが、実力で勝る若手といえども容易に習得できないのが“経験”──。ピッチ上でそれぞれの魂がぶつかり合い、先輩から後輩へ信念が受け継がれてゆく──。中村尚儁が清新な筆致で描く、サッカーをテーマにした連作シリーズ第8巻。
中村尚儁(なかむらたかとし)
10月5日福岡県生まれ。2006年に月刊少年ジャンプにて、読み切り「ストライカーは走れない」でデビュー。ジャンプSQ.19創刊号より「1/11 じゅういちぶんのいち」をスタートさせ、2012年からはジャンプスクエア(すべて集英社)へと発表の場を移し連載している。
片岡翔(かたおかしょう)
1982年生まれ、北海道出身。ショートショートフィルムフェスティバルにて三年連続で観客賞を受賞し、2011年には「SiRoKuMa」がSTOP!温暖化部門で3冠を獲得。また、「くらげくん」が第32回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞したほか、全国各地の映画祭で7つのグランプリを含む13冠を達成し、大きな評価を得る。佐藤佐吉監督「Miss Boys!」前編・後編、西加奈子原作による廣木隆一監督「きいろいゾウ」で脚本を担当。
(c)中村尚儁/集英社
新鋭からベテランまで!6人の映画監督が「1/11 じゅういちぶんのいち」にエールを
(主な監督作品「アフロ田中」「男子高校生の日常」、6/14公開「スイートプールサイド」)
初監督なのに片岡さんにしか撮れない映画になってて、すごいです。
ワンカット目から優しさに溢れていて、ほっこりしました。
(主な監督作品「グッモーエビアン!」)
いっぱい出てくると怠惰に過ごしていた高校時代が
鮮明に甦ってきて なんとも気恥ずかしくなった…
苦味と甘味がいっぱいに混じりあった青春映画。―続編も観たい!
(主な監督作品「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」、4/4公開「大人ドロップ」)
ちなみに、“あの頃”にもしも自分がいたら、演劇部の部長に恋をしていると思います。
(主な監督作品「東京ゾンビ」、 6/28公開「奴隷区 僕と23人の奴隷」)
(主な監督作品「からっぼ」)
試合前夜の同級生に「キラキラ」を発見した少女のように、片岡監督はドラマ前夜の彼・彼女達に「キラキラ」を発見したんだなぁと思いました。
(主な監督作品「サッドティー」)