「舞台『青の祓魔師』島根イルミナティ篇」PR

「舞台『青の祓魔師』島根イルミナティ篇」特集 宮崎秋人インタビュー|強い絆で結ばれた2人が演じる、奥村兄弟の“存在感”

奥村兄弟を演じているときの“存在感”は誰にも負けない

──プレ稽古を経て、いよいよ「島根イルミナティ篇」が始動します。

宮崎秋人

今までは燐と雪男を中心に見ていることが多かったですが、原作の「島根イルミナティ篇」では、出雲と玉雲のシーンで心を持っていかれました。とにかく玉雲がかわいくて。あんなお母ちゃんがいたら素敵だなあと思いますね。それから、「廉造、お前は何者なんだ!?」っていう(笑)。学園祭で燐としえみと雪男の関係が動き出したり、ねむが登場したり、ハッとさせられる展開が多いので、読んでいてジェットコースターに乗ってるような気分になりました。魅力的な要素が多いエピソードですが、舞台にするにあたって上演時間にも限りがありますし、どのシーンがどのくらい描かれるのか、人間関係を強く見せる場面と戦闘シーン、どう緩急をつけて表現するのか今から楽しみです。

──雪男としてはどんなところを見せたいですか?

今回、雪男だけ取り残されてる感が否めないと思っていて。「学園七不思議」ではみんなの前に立とうとがんばっていたけど、今回は必死さが隠しきれてないというか、いい意味で隙が見えてきたというか。雪男、「島根イルミナティ編」だと結構必死な顔をするんですよ。周りに心配をかけないように、負の感情を出すまいと思いつつも、自然と出ちゃってるんでしょうね。周りの顔付きがどんどん大人っぽくなる中で、自分の本心とやっと向き合えた雪男がこじれていく様子だったり、雪男の内面の弱さや脆さをどう表現できるかが今回の課題です。それともう1つ、前作を観ていない方にも雪男のバックボーンがしっかり伝わるように演じたい。「前作を観たからわかるでしょ」っていう甘えはなしでいきたいですね。「島根イルミナティ篇」は「島根イルミナティ篇」としてしっかり完結させたいという思いが自分の中にあって。「京都紅蓮篇」の続編だからというのは関係なく、1つの物語として成立させて、最高な作品にしたいなと思います。

──西田さんも「『青エク』を最高の作品にしたい」とプレ稽古の囲み取材でおっしゃっていましたが、宮崎さんが思う、「青エク」の特別なところはどこでしょうか。

ほかの現場では先輩のキャストさんに助けてもらうことが多いですが、今回の座組は僕たちより若いメンバーが多いということと、雪男という役もあって甘えがきかないので、自分にかけるプレッシャーは特別大きいかもしれません。それに、北村諒っていう本当に大きなライバルが隣にいるので、彼に負けないようにっていうのもありますし、何より西田さんをギャフンと言わせたい。西田さんやお客さんの想像を超えたところを目指していきたいですね。

──ライバルでもあり、良き友でもある北村さんの俳優として尊敬できるところは?

宮崎秋人

普段のきたむーにも、燐として舞台に立っているきたむーにも愛を持てるところですかね。彼は儚げな雰囲気も持ち合わせているので、例えば「京都紅蓮篇」で燐がみんなから避けられて寂しそうにしてたときには、燐の弱い部分をしっかり出してくるし、それを笑顔でカバーするところもさすがだなって。

──北村さんの内面の強さが、燐というキャラクターを通して舞台上に立ち現れているということでしょうか。

そうですね。きたむーも相当な負けず嫌いですから。本人は出してるつもりはないんでしょうけど、結構出ちゃってますからね(笑)。

──そんな宮崎さんは……?

自分は(負けず嫌いオーラを)バチバチに出しますね!(笑) 「なにくそ!」と思いながら舞台に立ってます。

──強い絆で結ばれたお二人が演じる奥村兄弟をファンの方々も楽しみにしていると思います。

先日、原作の加藤和恵先生がTwitterで「雪男をどうぞよろしくお願いします!」とリプライをくださって。責任重大だし、プレッシャーもありますが、雪男の生みの親である加藤先生にそう言っていただけたのはすごくうれしかったし、改めて身が引き締まりました。今回は出雲や廉造が軸になりますが、「奥村兄弟もいるよ!」ってことを要所要所でアピールできたらと(笑)。きたむーと奥村兄弟を演じているときの存在感は誰にも負けない自信があるので、僕ら2人が板の上に立ったときに風を吹かせらたらいいなと思います。

宮崎秋人
奥村燐役 北村諒インタビューはこちら
「舞台『青の祓魔師』島根イルミナティ篇」
舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇

2017年10月20日(金)~29日(日)
東京都 Zeppブルーシアター六本木

2017年11月2日(木)~5日(日)
兵庫県 新神戸オリエンタル劇場

原作・脚本協力:加藤和恵(集英社「ジャンプスクエア」連載)
脚本・演出:西田大輔

キャスト

奥村燐:北村諒
奥村雪男:宮崎秋人

勝呂竜士:山本一慶
志摩廉造:才川コージ
三輪子猫丸:土井裕斗

杜山しえみ:松岡里英
宝ねむ:樋口裕太
朴朔子:小槙まこ

神木出雲:大久保聡美

ルシフェル:横田龍儀
親衛隊上官:稲村梓
外道院ミハエル:原勇弥

メフィスト・フェレス:和泉宗兵
神木玉雲:田中良子

ほか

宮崎秋人(ミヤザキシュウト)
宮崎秋人
1990年東京都出身。2012年「ミュージカル『薄桜鬼』斎藤一編」で永倉新八役を演じ、翌13年「舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇~眠れる直線鬼~」の新開隼人役で人気を博す。以降「舞台『弱虫ペダル』」およびドラマ「弱虫ペダル」シリーズに同役で出演。2015年、俳優集団D-BOYSに加入。主な出演作に「舞台『東京喰種 トーキョーグール』」「ライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』」「Dステ20th『柔道少年』」「男水!」など。また来年2018年1月27日に映画「ちょっと待て野球部」が公開され、4月には舞台「PHOTOGRAPH51」の公演を控える。