ドラマ「破獄」の記者会見が本日4月5日に東京・テレビ東京にて行われ、主演の
吉村昭の同名小説を元にしたこの作品は、刑務所の看守・浦田進(たけし)と、脱獄を繰り返す無期懲役囚・佐久間清太郎(山田)の攻防を描くエンタテインメント。テレビ東京系で来週4月12日(水)に放送される。
3年ぶりの主演ドラマで看守役に臨むたけしは「今まで(犯罪を)取り締まるほうの役はあまりやったことがないんで、たまにはそういうチャレンジもしてみようかと思って」と、この役柄についてコメント。役作りについては「いつもは猫背だけど胸を張ったような歩き方を意識した。胸を張りすぎると息継ぎが難しくてセリフが言いづらくて、随分スタッフに迷惑をかけた。いつもの正反対なので難しかった」と述べた。
演じた役柄に共感した部分を尋ねられると「家庭をほとんど気にしないのは同じ。自分も芸人だから家庭を選ぶか仕事を選ぶかって言われちゃうと、自分がここまで来たのはお客の支えだと思う。ドラマもオーダーが来るうちはありがたい」と語る。また撮影前にオーストラリアを旅行で訪れた際のことを振り返り、「雪国の看守が真っ黒に焼けていたらまずいから、1週間、朝から晩までホテルでつまらないクリケットの試合を観てた。本当に『破獄』のような監禁状態だった」と作品にかけたエピソードを披露して会見を盛り上げた。
なお山田は「津軽弁の方言が一番大変でした。トレーニングや日焼けなど身体に金かけたなあと。網走でマイナス10度の中、ふんどし1枚はキレそうでした」と撮影を振り返る。浦田の娘・美代子役の吉田は、たけしとの共演について「父親らしく振る舞わないのが父親らしいと感じた。不器用な気遣いをされるところが、この役はたけしさん(にピッタリ)だなと思いました」と話した。彼らのほか「破獄」には、満島ひかり、橋爪功、勝村政信、池内博之、中村蒼、松重豊、寺島進、渡辺いっけいも出演する。
テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画「破獄」
テレビ東京系 2017年4月12日(水)21:00~23:18
<出演者>
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