1つ夢が叶ったよう

──超特急は、8日に開催される「MBS音祭 開局65周年記念スペシャル supported by uP!!!」でオープニングアクトを務めます。

コーイチ　はい。僕は奈良県出身なので、関西のテレビ局のこういったイベントに出演できるのはうれしいです。しかも会場が大阪城ホール。僕、昔ダンススクールに通っていた時代に、城天（大阪城公園ストリートライブ）でストリートライブをしていたんですよ。その当時、仲間たちと大阪城ホールを見ながら「いつかあのステージに立ってやる」なんてことを言い合っていたので、今回初めてその舞台に立てるというのは1つ夢が叶ったような思いです。タカシもうれしいんじゃない？

タカシ　本当にうれしいですね。僕は大阪府出身なので大阪城ホールはすごく身近に感じていたし、好きなアーティストさんのライブをよく観に行っていた場所なので感慨深いです。超特急のみんなで大阪城ホールのステージに立てるのがうれしいなあ。「どんな景色が待ってるんやろうな？」ってドキドキするけど、思いっきり楽しんでやろうかなと思います！

──コーイチさんは大阪城ホールにライブを観に行ったりしていましたか？

コーイチ　行ってましたよ！ よく覚えているのはSPEEDの復活ライブを観に行ったことですね。まだ小学校5、6年生くらいのときだったかな？ 「こんな会場なんだ！」って興奮しながら観ていましたね。今度は自分がライブを披露する側だから、そのときとはまったく違う感覚になるんだろうなあと思います。

──関西の方にとって、大阪城ホールってどういった場所なんでしょう？

コーイチ　関東の方が武道館に抱くイメージと近いんじゃないかなと思います。すごく格が高いというか……京セラドームよりも身近な場所にあるけど、なんだか遠い感じ。そんな気がしますね。

関西でのライブのだいご味

──超特急はもちろん大阪でもたくさんライブをやられていますが、大阪でのライブの雰囲気はいかがですか？

コーイチ　大阪はほかと全然違うってみんな言うよな？

ユースケ　全然違います。何より、ボーカルのテンションが違います。

コーイチ・タカシ　あはははは！（笑）

ユースケ　ホーム感があるのか、二人共ダンサーよりも熱かったりする。そこは関東と関西のライブでの違いかなって思います。

コーイチ　そんなことあるかなあ（笑）。

ユーキ　あと本番前に「すごい緊張するわあ」とか、普段は口にしないようなことを言ってますね。

コーイチ　そんなん言う？

ユーキ　うん。タカシも言ってた。「すごい緊張するわ」って。

コーイチ　まあ、親とか友達も観に来るしね。

タカシ　友達やおじいちゃんおばあちゃんも観に来てくれるし、関西の8号車（超特急ファンの総称）にも「ただいま」って言いたくなるような感覚があるんですよ。それは関西でのライブならではのだいご味でもありますね。

リョウガ　僕が大阪でのライブで印象深かったのは昨年の夏ツアーでのことなんですけど……ツアーを通して「踊って痩せよう」というテーマを掲げていたんです。で、毎回僕が8号車に二の腕を振ってもらい「プル号車ー！」って煽っていたんですけど、大阪公演だけ8号車が「なんだと!?」みたいな雰囲気になっちゃって（笑）。

コーイチ　野次がな、飛んできたよな（笑）。

リョウガ　本当に、いい意味でぶつかり合えるというか……（笑）。ライブで8号車と僕らが熱く戦うような雰囲気になるのは、大阪ならではだなって思います。そういう“大阪魂”はすごく力になるし、「僕たちもやってやるぞ」っていう力が湧きますね。

──では、大阪に行った際に楽しみにしていることはありますか？

コーイチ　551蓬莱の肉まんはみんな絶対食べるな。

全員　食べるね！

リョウガ　箱入りの肉まんをみんなで買って、帰りの新幹線で食べるんです。

コーイチ　メンバー全員にプラスしてスタッフさんも食べるんで、車両中が肉まんの香りになってしまうくらい（笑）。その中でもユースケがめちゃくちゃ食べるんですよ。

ユーキ　ユースケはホントにすごい！ 1個でもお腹いっぱいになるのに。

カイ　マックスで何個食べた？

ユースケ　6個ですね。

コーイチ　しかもそれをものすごく短時間の内に食べ切るんですよ。新大阪から何駅の間だったっけ……？

ユースケ　京都です。

タカシ　次の駅やん。

全員　あはははは！（笑）