Galileo Galilei インタビュー

──映画を見たときの率直な感想はいかがでしたか？

尾崎雄貴（Vo, G）　「冬のサイダーみたいな映画だな」と思いました。

岩井郁人（G）　そうですね。僕も「キレイな映画だな」と思いました。

佐孝仁司（B）　稚内の風景と映画の世界がすごくマッチしていて、引き込まれました。Galileo Galileiに関係する小ネタもあったので、三木監督の愛を感じました。

尾崎和樹（Dr）　映画全編を通じてすごく切ない雰囲気で、観終わった瞬間ジーンときました。

──みなさんの故郷である稚内を舞台にした作品ですが、映画の中では故郷はどういうふうに見えましたか？

雄貴　学生の頃に感じていた稚内そのままでした。三木監督が稚内本来の姿を理解してくれたんだと思います。

岩井　メンバーの中で僕だけが北海道恵庭市出身なんですが、初めて稚内へ行ったときに感じた気持ちと同じ気持ちを抱きました。

佐孝　僕にはすごく幻想的に見えました。見慣れた光景が、初めて見た光景のように感じられて新鮮でした。

和樹　驚くほどに美しくて、僕自身も知らなかった稚内を見ることができました。

──三木監督とは撮影前に打ち合わせをされたと聞きましたが、どんな話をされたんですかか？

雄貴　稚内のイメージキャラクターの出汁之介（だしのすけ）や利尻昆布のこと、稚内での思い出なんかを話しました。

佐孝　通学路やよく行った公園、稚内のおすすめスポットを紹介しました。

──お気に入りのシーンは？

岩井　風車や丘など、風景が映るシーンが印象的でした。

和樹　橋本愛さん演じるミィが頬杖をつくところがめちゃくちゃかわいかったです（笑）。

──この映画を通して、ファンに何を感じてもらいたいですか？

佐孝　Galileo Galileiが生まれた稚内という土地の空気感を感じてほしいです。そこで生まれた「管制塔」という楽曲の世界観や背景をよりリアルに感じてもらえたら、もっとうれしいですね。

Galileo Galilei「管制塔」ビデオクリップ