劇場アニメ「orange」、花澤香菜らキャスト6名そろっての初イベント

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劇場アニメ「映画『orange -未来-』」の公開記念舞台挨拶が、本日11月19日に東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、キャストの花澤香菜らが登壇した。

「映画『orange -未来-』」公開記念舞台挨拶にて、左から衣川里佳、古川慎、花澤香菜、山下誠一郎、高森奈津美、興津和幸。

「映画『orange -未来-』」公開記念舞台挨拶にて、左から衣川里佳、古川慎、花澤香菜、山下誠一郎、高森奈津美、興津和幸。

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左から衣川里佳、古川慎、花澤香菜、山下誠一郎、高森奈津美、興津和幸。

左から衣川里佳、古川慎、花澤香菜、山下誠一郎、高森奈津美、興津和幸。[拡大]

高野苺による原作マンガ「orange」は、10年後の自分から手紙を受け取った16歳の女子高生・高宮菜穂が、未来を変えるべく奮闘するさまを描いた青春SFラブストーリー。11月18日に公開初日を迎えた劇場アニメ版では、高野描き下ろしの新作エピソードにテレビアニメ版の名シーンを加え、“物語のその後”を紡いでいく。

花澤香菜

花澤香菜[拡大]

イベントには主人公・菜穂役の花澤に加え、成瀬翔役の山下誠一郎、須和弘人役の古川慎、村坂あずさ役の高森奈津美、茅野貴子役の衣川里佳、萩田朔役の興津和幸も出席。花澤は自身が演じてきた菜穂というキャラクターについて「変わっていくのがわかりやすい。アニメの最後のほうでは、自分で翔を引っ張っていくくらいの力強さを持つ素敵な子になっていましたね」と愛情たっぷりに語る。

山下誠一郎

山下誠一郎[拡大]

山下は「『翔はここまではしゃいでもいいのかな?』と思うところも、普段っぽくてOKになったり。そういう発見もあって、翔と一緒に上がっていった感じがあります」と、「orange」を通して成長できたことを実感している様子。劇場アニメ版の物語は須和視点で展開されることに話が及ぶと、古川も「テレビアニメ版では菜穂のほうに気持ちが寄って芝居してしまうことがあったけど、須和の視点で見ると翔の大事さを自覚できた。それが僕の成長のような気がしています」と話した。

「映画『orange -未来-』」公開記念舞台挨拶の様子。

「映画『orange -未来-』」公開記念舞台挨拶の様子。[拡大]

テレビアニメ版のオーディションが「衝撃的だった」と口々に話すキャストたち。「10年前の自分に言葉を贈る」という課題では、興津は「今までで一番恥ずかしいことを言った」と自ら暴露し、「なんて言ったの!?」と興味津々の共演者たちを「言うわけないだろー!」と突っぱねた。また高森は「『orange』は私の青春。楽しいキラキラしたことってあっという間なんだなという気がしています」、衣川は「親のような気持ちで『よかったね』と、温かい気持ちで終われました」と、それぞれ本作への思いを口にした。

最後は、本作の入場者特典として16歳の菜穂へと届く“未来からの手紙”を再現したメモリアルレターが配布されることから、「10年前の自身へ手紙を書くとしたら?」という質問も。花澤は「大喜利じゃないですよね? 真面目に答えますよ?」と前置きしてから、声優として駆け出しの頃のエピソードを述懐。山下と古川も、進路に悩んでいた学生時代のことを回想した。

「映画『orange -未来-』」は、全国で2週間限定ロードショー。

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(c)高野苺・双葉社/orange製作委員会

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