「遠浅の部屋」はマンガ家を目指すも迷走を繰り返していた、10代の大橋が主人公の青春記。マンガ家志望のはずが、なぜかプロボクサーになると宣言して実家を飛び出しジム通いを続けるなど、大橋の不遇な時代が描かれる。推薦文は映画評論家の町山智浩と、ピースの又吉直樹が寄せている。
この発売を記念して、東京で「遠浅の部屋」の複製原画展と「サイン&似顔絵会」が開催される。複製原画はタワーレコード新宿店の7階にて、本日6月6日から約1カ月間展示。サイン会は、6月21日にヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店にて行われる。整理券は本日6月6日より、同店で「遠浅の部屋」を予約購入した人に配布中だ。なおサイン会に参加する先着50名には、大橋がその場で描いた似顔絵もプレゼントされる。
このほかヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店では、購入者に特典のポストカードが用意されている。整理券、特典ともに定員に達し次第配布を終えるため、希望者はお早めに。
大橋裕之サイン&似顔絵会
日時:2013年6月21日(金)19:30~21:00(開場19:00)
会場:ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店
住所:東京都渋谷区宇田川町33-1 渋谷グランドB1F
「遠浅の部屋」ミニ複製原画展
日時:2013年6月6日(金)~
会場:タワーレコード新宿店7F
住所:東京都新宿区新宿3-37-1フラッグス 7F-10F
入場:無料
大橋裕之コメント
僕が自伝を描くなんて100年早いですが、なかなか良い「100年早い自伝」が描けたと思っております。よろしくお願いいたします。
町山智浩コメント
安アパートの孤独のドン底で、自分が本当にやりたいことがわかった十代最後の夏、地面を這うアリと目が合った。「キッズ・リターン」を思い出した。
ピース・又吉直樹コメント
大橋裕之の描く漫画は最高に面白い。どうしようもない混沌とした日々に絶望する者と、それでも創り続ける者との差は忍耐力などではなく、何かに選ばれているか否かだと思う。妥協なき創作の獣道を進み続けて欲しい。
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- 大橋裕之氏の新刊漫画『遠浅の部屋』発売 &イベント開催決定!! - 株式会社カンゼン
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