「バナナTV」の軸ができた

日村　俺は基本メシなんだよな。韓国はうまいわ！

──韓国で一番おいしかったのは？

設楽・日村　プロカンジャンケジャン！

設楽　ワタリガニの醤油漬けなんですけど、あれ超うまいですよ。

日村　全部うめえんだよなー。屋台も。

設楽　屋台うまかったね！ あと、韓国のコンビニって、ブラックコーヒーがないんだよね。ジョージアとか普通に置いてあって、日本だと黒いジョージアってブラックじゃないですか。でも、韓国だとまったく同じパッケージなのに、甘いんですよ。

宮本P　甘いですねー。

設楽　あれは面白かったよ。何回も買って。

宮本P　店員に「ブラック」って言って出してもらっても、ブラックじゃなかったですもんね。

日村　若干甘いのね。

──韓国は、まだほとんどどこにも行ってない段階から日村さんに「感想を、感想を」って。

設楽　そう、感想TV。

日村　意味がわかんないから。ああいう面白いフリをされるからいいんですよね。

設楽　でもね、韓国編をやったことによって、そのあとの「バナナTV」の軸ができた気がする。被り物を買うとか、洋服をその土地で買うとか、全部ここから始まってるんだよね。

日村　そう、革ジャンなんて生まれて初めて買ったもん。

宮本P　革ジャン買いましたね（笑）。

日村　いい革ジャンなんですよ、これ。

宮本P　衣装で着てたりしますよね。

日村　着てます、着てます。今年も着てるしね。

ボウリング大会は驚いた

設楽　宮本さんは「これやろうあれやろう」って、その場で面白いと思ったらガンガン行く。フットワークが軽いというか、韓国行って驚いたのは、まずボウリング大会は驚いたよね。

日村　韓国行ってね、散々いろいろやることあるのにボウリングやるから。

設楽　だって日本のボウリング場と変わらないですからね、画が。海外行ってる意味がわかんないしね。

宮本P　賞金も日本円でしたからね。

日村　5万円。

──あの試合も白熱して。

日村　いい試合でしたね。

設楽　ちょっと悪ノリって言われれば悪ノリかもしれないですけど、「面白いものをその場で熱いうちに食べようよ」っていうね。

日村　宮本さん面白い人だからね。好きです。面白いと思ってる感覚が一緒なんでしょうね。そこを突っついてくれるから。

──韓国のドラマにも出演されましたね。

日村　撮影がまさにハプニングというか、「え、もう撮影すんの？」っていう感じだったんですよ。僕は翌日に撮影するもんだと思ってたから。それが、もう普通に街ブラブラして、「ちょっと喫茶店行きましょう」って言われたから行ったら、そこでもう撮影が始まってて。「嘘でしょ？」って。で、そのまま「はい、もう行ってください」って、撮影しちゃったの。そんな番組ある？

宮本P　あはははは（笑）。

設楽　韓国のサウナもよかったなー。

日村　洞窟のね。

設楽　熱かったし、楽しかったですね。