本当のライバル！鶴瓶「怪盗グルー」で共演中井貴一に嫉妬

本日9月2日、都内にて3Dアニメ映画「怪盗グルーのミニオン危機一発」の日本語吹替え版完成報告会が行われ、吹き替えキャストの笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一が登場した。

ユニバーサルスタジオが送る本作は、2010年に公開された「怪盗グルーの月泥棒」の続編。愛くるしいキャラクターたちがスクリーンを飛び出すアトラクション感満載の作品となっている。鶴瓶は怪盗グルー役を、芦田愛菜はアグネス役を担当。また、声優初挑戦の中島は新キャラクター・ルーシー役、中井はグルーの最強の敵エル・マッチョ役を演じている。

本日初めて完成した吹き替えシーンを鑑賞することとなった4人。吹き替え収録に11時間かかったと明かしたうえで、鶴瓶は「11時間かかったから、涙が出そうになった」と感慨深く感想を述べて笑わせた。また、声優初挑戦の中島が担当したシーンを見ると、「うまい。本当にルーシーですよね」と感心。当の中島は「恥ずかしさでいっぱいです」と恥じらった。中島と同じく声優初挑戦となった中井の見事な演技に、鶴瓶は「見てみい。声優に吹き替えてもらったんちゃうか？」と驚嘆。さらに鶴瓶、中島、芦田の3人が共演した幸せいっぱいのシーンを鑑賞し、芦田の声に「泣きそうになる。うまいなあ。どないなってるのこの子」と驚く一方だった。

また鶴瓶は、2時間ほどで収録を終えたと話した中井に対抗心むき出し。「アフレコを覗きに来て鼻で笑って帰って行った」というエピソードを明かし「エル・マッチョと一緒で本当のライバルです！」と宣言した。そして「もともと英語の作品で、台本は標準語で書かれている。それを大阪弁でしゃべり直している」といくつもの工程を経ていることを強調すると、中井に「はいはい、わかりました！」といなされた。最後に鶴瓶は、「本当にいい作品。世界でヒットしているので、日本でもたくさんの人に見てもらいたい」とPRした。

本作は9月21日（土）よりＴＯＨＯシネマズ 有楽座ほかで全国ロードショーされるほか、9月14日（土）、9月15日（日）、9月16日（月・祝）には先行上映が決定している。