「人間知りたい人にぜひ」アルピーDVD「博愛」本日発売

本日8月21日、アルコ＆ピースの単独DVD「博愛」が発売。アルコ＆ピースが見どころを語った。

同DVDには、今年2013年5月に東京・ニッポン放送 イマジンスタジオにて、自身がパーソナリティを務める「オールナイトニッポン0（ZERO）」（ニッポン放送）協力のもと行われたライブを収録。最新ベストネタ10本が収録されており、「THE MANZAI 2012」で披露した「忍者」をはじめ、2人ならではの濃い世界観が満載の1本となっている。

ほかの芸人の間でもアルピーのキーワードとなった「忍者」について、平子は「師匠方が点を入れてくれたことで、否定派も肯定せざるを得なくなったというのは大きかったと思います。否定派はいたと思うんですよ。どうしたって」と回想。「漫才の大会で、漫才の技術でどうしたってかないっこないので、そこから逃げるような形でできた、逃げの漫才なので」と忍者の原点について触れた。実際に賞レースにかけるまでには葛藤もあり、「太田プロのライブ『月笑』にたまたま土田さんが観に来てて、裏で人づてで、土田さんがあのネタめちゃめちゃ褒めてたよっていうのを聞いて」というきっかけがあったという。「ああいう先輩芸人さんでも面白いって見方してくれるんだって。そう言ってもらったことで、かける度胸が付いたというか、直接ではないんですけど、人づてだからよけいリアルに背中を押してもらえた。それがなかったら置きにいったネタで一昨年みたいにつぶれてた可能性もあります」と明かした。

その「忍者」でもほかのネタでも、表情や演技が褒められるという酒井は「何回もやってると、意識したり散っちゃうことがあるので、何にも考えないようにしてます。言われたことにそのまま反応したほうがいいんだろうなって思って」とコメント。うまくいかないときはあるのか聞いてみたところ、「うまくいかなかったとき？……ちょっと汗かく感じです」とのこと。そんな酒井に平子は、「そんなにダメージ受けないんですよね、こいつ。ちょっとセリフ間違えても、あ、やべーって感じで」と、すねる場面も。「僕は子供も生まれて、笑いのボケのひとつひとつが生活に変わっていく立場」と父親の責任感も見せた。

特典映像では、2人の裏の顔もたっぷりな「情欲大陸」を収録。「コントも漫才も特典映像も全部僕ららしいやつ揃えてありますんで、ぜひお買い求めください」（酒井）、「人間ってなんなのかなって、みんな考えると思うんですけど、答えは出てないんですけど、ヒントはこの中に詰まってると思うんで、人間知りたい人、ぜひ買ってください」（平子）と、2人は読者にメッセージを送った。コンテンツリーグオフィシャルサイトには、DVD詳細のほか、2人のロングインタビューも掲載。ぜひチェックしてみよう。

アルコ＆ピース「博愛」

本編：忍者 / OB / サプライズプレゼント / 円弧 / 呼び込み / 虫の声 / 受精 / 天使と悪魔 / タイムマシン / じいちゃん
特典映像：情欲大陸