昨日8月7日に東京・ヤクルトホールにて行われた映画「ムービー43」の「公開直前“レッツ・ドン引き"試写会イベント」に、
「メリーに首ったけ」などで知られるピーター・ファレリー監督による「非常識で、クレイジーで、普通じゃない」コメディ企画をもとに、「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー、「スーパー!」のジェームズ・ガンなど、総勢10人のクセ者監督が手がけたオムニバス作品。それぞれ別の物語ではあるが、一貫して「下品・下劣・下衆」というテーマで描かれている。
映画コメンテーターの有村昆が司会を務めた本イベント。渡辺は集まった観客に「今からでも遅くはありません。帰ったほうがいです」「力を込めて言います、ひどい映画です!」と断言した。テレビ朝日系のドキュメンタリー番組「痛快!ビッグダディ」で一躍有名になった美奈子も、「下衆すぎる。子供とは観られせんね」と顔をしかめた。
そこへ7月にDVD作品がリリースされたコメディ映画「テッド」より、“下衆映画の神”としてテッドが登場。「ムービー43」をPRする宣伝隊長を決めるべく、本作のどこが下衆か、渡辺と美奈子がアピール対決を行った。しかし2人は「宣伝したくない!」と辞退を唱える。有村に説得されて強烈な印象を残した映画の下衆ポイントを爆笑しながら語った。テッドの判定により、母親目線で下衆さをアピールした美奈子が宣伝隊長に就任することに。「えー……。嬉しくない」としょげている胸元が開いたドレス姿の美奈子にテッドが抱きつくと、渡辺は「お前はビッグダディか!」とツッコんで「これがやりたかったんだよ」と満足そうな表情を見せた。
宣伝隊長になれなかった渡辺には、罰ゲームを用意。コーラの瓶が手渡されると、会場は一斉に大拍手を渡辺に送る。渡辺は「あんたらが下衆だ!」「下衆の極み!」と不満を言いつつ、一気飲みのコツを「無理と我慢」と解説し、「手はこう。足は揃えて斜めに」と構えのポーズも披露。そしてあっという間に瓶を空にして見事「30代で開発した伝統芸」を成功させた。
その後の囲み取材で、改めて渡辺は「内容はくだらないけど演技は本物!」とハル・ベリー、ケイト・ボスワース、リチャード・ギアなど豪華俳優陣の怪演を絶賛。「意外にこういうおバカな映画は好きなんです」と本音も漏らした。また、ハマカーン浜谷と自身のマネージャーの入籍について触れ、「嬉しかった。14、5年ついてくれているマネージャーだから娘みたいな気持ちです。浜谷くんは男気のあるいいやつだから幸せになってほしいと思ってじーんとしちゃいました」と感慨深そうに話す場面も。最後には「とても下衆ですけど見方によっては素敵なギャグ映画。騙されたと思って一度観てみてください」と下衆さを強みにPRした。映画は8月10日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開される。
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- 映画『ムービー43』8月10日(土)全国ロードショー
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