この番組では、コミュニケーション能力と「ひらめき力」を駆使してゲームに挑戦。通常では男女別チームに分かれて対戦するが、このたびレギュラー陣のバカリズム、優木まおみら大人チームと、人気子役の香音、加藤清史郎、青木勁都、小林星蘭の子供チームが「粘土でピカッチ」「カタカナ禁止! ことばでピカッチ」などのゲームで競うスペシャル企画が実施されることとなった。
一切手加減なしで子供チームと戦ったという大人チームの面々。大人チームキャプテンのバカリズムは、「キッズと言っても芸能界という戦場ではライバルですので、全力で挑んだんですけど手ごわかったですね」と率直な気持ちを表す。「子供だからインプットされている量が少ない分、ストレートに閃きやすいのかな」と子供たちの印象を述べた。優木まおみは「本音が働いて大人チームの調子がすごくよかったです(笑)」と話し「絶対に勝ってやるって気持ちで戦ってしまいました」と熱戦を振り返った。山里も「みなさんテレビであんまり見たことないと思いますが、大人が子供を全力で潰しにいってます」と笑わせる。さらに「子供たちは僕のことを大嫌いになったと思う。全身全霊で潰しに行く男の姿、これを見ていただきたい」と力説した。
一方子供チームの引率として参加した直美は「子供たちみんなハキハキ喋って、すごい助けられました」とキッズたちに感心。また、先ほどの山里の発言に重ねて「今回山里さんひどかったので、子供たちもみんな大っ嫌いって感じが出てると思います」と顔をしかめる。「そんなことないよねー?」という山里の投げかけに曖昧に頷くキッズたち。それを見た山里は青木を名指しして「お前まったく頷いてなかったろ!?」と詰め寄ったが、当人には「いや、頷きましたって……」と冷静に返された。
そんな子供チームは大人たちとの真剣な戦いに「楽しかった」と満足げ。「何よりも楽しかった」という加藤の感想にバカリズムは「本当? プールよりも?」と心配したが、「いや、楽しかったです!」と力強く返事が返ってくると山里と「相当だ」と安堵した。また、「ズルをした大人」の話題になるも、はっきりとはその人物の名前出さない優しいキッズたち。バカリズムが「何をかけてる人がズルしたの?」とあからさまな特徴を明かすと、小林は「赤いメガネの人」と山里を見つめてハッキリと答えた。しかし山里は「それだけ本気だったってことだからね?」と優しく説く。続けて「まさかこんな小さい子に密告されるとはね!」と言って笑いを誘いつつも、小さな声で「ごめんね、今日」と謝った。
その後、記者の質問によって「ズルした人」について「最後はかわいそうに見えてきました」などと次々に感想を述べるキッズたちに山里もタジタジ。「盛り上がったしいいんじゃないかなって思います」という意見には「そうだよ。必要悪っていうのがあるんだよ」と大人の世界を垣間見せた。また、印象に残った対決にメンバー5人で影絵を作る「影絵でピカッチ」を挙げたバカリズムは「編集によっては山里さんネットで炎上するんじゃないかっていう大波乱が起こった」と期待を煽るコメント。山里も「こんなに感情むき出しになってしまうとは。何カ所か事件がありますので」と波乱を予想させた。
伝えてピカッチ
NHK総合 2013年8月17日(土) 19:30 ~ 20:00
<出演者>
大人チーム:バカリズム / 南海キャンディーズ山里 / 優木まおみ / 茂木健一郎 / 室井佑月 / 岩崎恭子
子供チーム:渡辺直美 / 中山優馬 / 香音 / 加藤清史郎 / 青木頸都 / 小林星蘭
司会:青井実(NHKアナウンサー)
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