12月6日(木)、東京・松竹芸能 新宿角座にて「とにかく醜い争い! 第1回松竹芸能杯心のブスNO.1決定戦」が開催され、
“心のブス”を決めるこのイベントライブの司会を務めたのはピーマンズスタンダード南川。「笑えるところひとつもないかもしれません。引く、引く、引くの連続かもしれません。しかしその実態を世にさらし撲滅するために」と苦渋の表情を見せながら開会宣言した。参加選手には全員セコンドが付いており、吉田選手には
最初の対決は「セコンドレポート対決」。テーマとポイントが書かれたボードにしたがって、セコンドが選手の心のブスエピソードを語っていく。最初に口火を切ったのは篠宮で、吉田が安田大サーカス・団長にとった最悪な態度を告白。続いて飛永が尾関の話をぶち込むと、永野や伊藤の器の狭い話、高田の下品な話と、否定する選手をよそに互いに一歩も譲らないエピソードが続々飛び出した。
選手参加もOKになると、吉田が伊藤のコンパ話を暴露しようとするも噛んでしまいポイントならず。そこで篠宮がリベンジとして伊藤の話をすると、今度は伊藤が吉田の話を展開。さらに篠宮が後日談を始め、泥沼の戦いが繰り広げられた。それに対して「負けてられないな」とニヤニヤする飛永は、いきなり「仕事」のテーマで高得点エピソードに挑戦。尾関が必死で否定する中、ほかの芸人たちもそのエピソードにのっかり始め大騒ぎとなったが、得点は吉田が大きくリードする結果となった。
第2対戦は「検証VTR対決」ということで、伊藤以外の選手が打ち合わせのために集まった様子を隠し撮りしたVTRを大公開。これに大いにビックリした選手たちだったが、時すでに遅し。永野の暴走に次ぐ暴走、尾関の止まらない疑惑、吉田のカッコ悪い熱弁、高田による相方小森への暴言と、彼らの本性がさらされた。この対決の勝者はダントツで永野。そしてここまでに盛り上がりすぎて、とうとう最終対決に突入することに。
最後は「心のブス大喜利対決」ということで、お題に対してボケるのではなく素直に答え、その回答の心のブスぶりを評価。ここで、彼らのやる気をだすために南川から「ガチの賞金があります!」と発表されると、自らのクズぶりがさらされるよりも賞金が欲しい選手たちは、「盛り上がらいコンパでどうする?」「新しい恋人を連れた元恋人と会ったらどうする?」などの大喜利にリアルに答えていった。
そして観客も悲鳴を上げたコンパエピソードを巧みに利用した吉田が見事に優勝。セコンドたちは負けた悔しさもさることながら「まだまだ言い足りない」と不満そうで、吉田も「クズ同士で友情が芽生えました。2回、3回と続けていきたい」と抱負を語った。その後の優勝者インタビューでも吉田は自分のクズぶりはさておき、優勝と賞金にご満悦。他事務所からの挑戦も受けて立つ姿勢を見せた。
また、この優勝に大いに貢献した篠宮は「まだ好かれようとしていた」と吉田のさらなるクズぶりに不満。クズで知られるスパローズらの参戦や、まだまだ埋もれているクズ松竹芸人に期待をみせた。悲鳴と笑いに満ち溢れ、大成功に終わった今回の第1回大会。ぜひ第2回の開催を待とう。
ピーマンズスタンダード吉田、オジンオズボーン篠宮インタビュー
吉田:クズクズと言われてきましたけど、やっと今日でクズが形になったなと。そんな気持ちでいっぱいです。クズ仲間と友情が深められた気がしたので、これからもやっていきたいです。目下のライバルは尾関さんなので、実績として負けないように頑張ります。今後はさらば青春の光・森田は出させたいです。あと、僕クズなので友達いなくて、東京の芸人さんで誰がクズとか知らないんですけど、他事務所からもどしどし、我こそはという人は来ていただきたいです。
篠宮:なかなかのクズっぷりだったんですけど、まだまだちょっと好かれようとしてる感じがあるんで。ほんまに嫌われるようなクズなエピソードもあるので、次の機会にはそれ出したいですね。もう生き様がクズですから。クズがにじみ出てますから。ライバルはぶっちぎりでスパローズでしょう。あとくじらさん。松竹でいうと、ビーグル38の能勢、タケウチパンダ。まだまだたくさんいるんですけど、発展途上のクズなので、これから伸びていくと思います。
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