昨日5月13日、なんばグランド花月にて、「吉本百年物語」の5月公演「キミとボクから始まった」プレビュー公演が行われた。
「吉本百年物語」は吉本興業が創業100周年プロジェクトの1つで、4月から1年間月替わりで同社の歴史を12本の芝居として上演。4月は陣内智則と国仲涼子が創業者吉本吉兵衛とせい夫婦を演じた。第2弾となる今月は、
物語の舞台は吉本興業ができて17年後の昭和4年。夫・吉兵衛を亡くした吉本せい(海原ともこ)は、弟の林正之助(六角精児)とともに、寄席商いに奮闘し成功を収めていた。そんな折、正之助はアメリカ巡業に出ていた漫才師の横山エンタツが日本に帰国するという話を耳に。かつてエンタツとコンビを組んだことがある花菱アチャコと再びコンビを組ませようと思いつく。
公演後、板尾は「エンタツ・アチャコさんの漫才は、なかなか映像が残っていないんですが、逆にモノマネにならずに演じられた」とコメント。礼二は板尾との漫才について「日に日に変わってくると思うので、1日1日面白くなって成長していきたい」と意気込みを語った。また、国仲に続きせいを演じたともこは「かなり緊張しました」と舞台を終えてホッとした様子。貫録の出てきた見た目のせいだけに、「今後、国仲涼子さんに続き、もう少しかわいらしい部分も出せればなと思います」と抱負を語った。舞台は本日5月14日から6月6日まで。
出演者コメント
六角精児:今日は初めてお客さんの前で芝居をして、明日の初日からも、お客さんの息をこちらにも吸収しながらテンポのよいおもしろい舞台にしたいと思いました。千秋楽に向かって日々いい芝居にしたいなと思っています。
板尾創路:今日、プレビュー公演が終わりましたが、引き続きイベントをやるということで吉本の恐ろしさといいますか、「銭が舞台に落ちとるがな」という林会長の声が聞こえてきそうです(笑)。ケガもケンカもなく無事上演できて良かったです。エンタツ・アチャコさんの漫才は、なかなか映像が残っていないんですが、逆にモノマネにならずに演じられたと思います。
中川家・礼二:今日やった感触は、板尾さんとの漫才の絡みなどいろいろあるんですが、日に日に変わってくると思うので、1日1日面白くなって成長していきたいと思います。エンタツ・アチャコさんの漫才シーンは、ネタを覚えるのが大変でしたが、自分なりの花菱アチャコを出せればというのを意識してやらせていただきました。芝居の中の漫才ですけど、本気でお客さんを笑わせようという気持ちでやってました。
海原ともこ:かなり緊張しました。舞台でお芝居も初めてですし、皆さんに迷惑かけたらあかんというプレッシャーもありましたし、体が震えてるのかなと思うくらい心臓がドキドキしてました。でも、私なりにいい吉本せいさんが演じられたと思っています。今日は緊張してたので今後、国仲涼子さんに続き、もう少しかわいらしい部分も出せればなと思います。
南圭介:プレビュー公演を終えて、いよいよ5月公演が始まったなという気持ちでおります。日々、新鮮な気持ちで千秋楽まで駆け抜けたいと思います。
西村和彦:役者人生で初めての舞台でしたが、今日お客さんを前に演じて、正直、なんて気持ちがいいんやろうと。爽快感もあって素敵やなぁと感じました。舞台って楽しいですね。自分が楽しまないとお客さんも楽しめないと思うので、この気持ちを千秋楽までキープしたいと思います。
板尾創路のほかの記事
リンク
- 吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
お笑いナタリー @owarai_natalie
板尾&礼二「早慶戦」吉本百年物語5月公演本日スタート http://t.co/dcdyqHph