ちぇく田、ピンのトークで「決戦！お笑い有楽城」優勝

10月12日深夜に放送された「オールナイトニッポン0（ZERO）～決戦！お笑い有楽城～」（ニッポン放送）でちぇく田が優勝した。ニッポン放送と日本音楽事業者協会が共同制作する「決戦！お笑い有楽城」は、若手芸人が「オールナイトニッポン0（ZERO）」の単発パーソナリティを懸けラジオ形式のトーク力を競うもの。今回はフランスピアノ、ナチョス。、しびれグラムサム、キャプテンバイソン、エンジェリック乱世、イクラボブチャンチャン、さとなかほがらか、ちぇく田、ねこじゃらし、サツキ、ゼロカラン、ぷぅ、さんだる、四天王、タイト、トンペーの16組が出場していた。

出場者はファーストラウンドで「熱くなった話」をテーマに2分半のトークを展開。松村邦洋、福留光帆、「ナイツ ザ・ラジオショー」チーフディレクターの金子司氏と観客による審査で、ちぇく田、エンジェリック乱世、トンペーが決勝に進出し、5分間にわたって“ANNレギュラーパーソナリティ”をイメージしたフリートークを繰り広げた。

2005年にデビューしたちぇく田は、さまざまなコンビを組んで活動したのち、ピン芸人に。2023年10月には霜降り明星・粗品のYouTubeチャンネル「粗品のロケ」でエピソードトークの名手として注目された。今回の「お笑い有楽城」でも多彩なエピソードの詰め合わせのようなトークを披露したちぇく田。大阪時代に数カ月ほどコンビを組んでいたミキ昴生にまつわる話も飛び出し、収録後の囲み取材では「つい悪口言ってしまいました（笑）。いいかな、と思って」とトークが乗って口を滑らせた場面もあったと振り返った。

「オールナイトニッポン0（ZERO）～決戦！お笑い有楽城～」はradikoで聴き逃し配信中。

ちぇく田 コメント

──優勝おめでとうございます。

ありがとうございます！ うれしー。

──勝因は？

トークが好きで、ずっとやっていたので、それが生きたかなと思います。お客さんの笑い声が聞こえる部分もあって、安心してできました。

──今までのラジオ遍歴は？

お笑いをやるまでお笑いをあまり知らなくて、お笑いをやりだしてからいろんな芸人さんのラジオを聴いています。東野（幸治）さんがYouTubeでご自分でやっていたラジオ（「東野幸治のホンモノラジオ」）とか。（今年9月まで放送された）「MUSIClock with THE FIRST TIMES」（interfm）をやらせてもらっていたのも生きたかなと思います。

──どんな意気込みで今日を迎えましたか？

コンビの人のほうが強いのかな、と思っていたので、3日前くらいから「コンビは1人では何もできない人たちだ」と思い込むようにしていました（笑）。「情けない人たちだ」と。それがよかったのかもしれないです。まだちょっとそう思ってしまっているので、早く抜かないとなと思っています（笑）。

──何度もコンビ解散しているちぇく田さん。ピンのほうが向いていると気付いたのはいつ頃？

信じられないくらい遅いんですが、2、3年前くらいに解散したときに、人と力を合わせるのが向いてないと気づきました（笑）。

──優勝特典の「オールナイトニッポン0」はどんな番組にしたいですか？

リスナーの人と絡むのもやってみたいです。ヘトヘトになるまでやりたい。ツッコんだりするのも好きなので、大喜利のコーナーとかも。

──賞金10万円はご自分のために使いますか？ 番組で話すエピソード作りに使いますか？

ごめんなさい、使いたいように使わせていただきます！ すみません、こればっかりは。

──ちなみに何に使う予定？

「プロ野球スピリッツ」を一旦買わせてもらいます。すみません！ ライブとかもやりたいですね。考えます。

──同じSMAの事務所のメンバーからアドバイスはありましたか？

今回のために、ということではないですが、日々アドバイスをもらっています。先輩だとダンシングヒーローの宮田さんという、泥で作った人間みたいな人にはよくお世話になってます。

──ANNレギュラーは狙いたい？

そこに向けてめちゃくちゃやりたいです。続けたいです！

──リスナーへメッセージを。

生配信やラジオ番組でリスナーの方がお便りをくれることに支えられていて、それが実を結んだと思います。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします！