松本人志監督、ロカルノ国際映画祭でイタリア語挨拶

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スイス南部・ティチーノ州ロカルノで開催中のロカルノ国際映画祭で8月11日と翌12日(現地時間)、松本人志監督の「大日本人」と「しんぼる」2作品が「Tribute to Hitoshi Matsumoto」として特集上映された。

ロカルノ国際映画祭で上映された「さや侍」の野見隆明、熊田聖亜、松本人志監督、板尾創路(左から)。

ロカルノ国際映画祭で上映された「さや侍」の野見隆明、熊田聖亜、松本人志監督、板尾創路(左から)。

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松本人志監督

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世界4大映画祭の1つに数えられるこの映画祭。監督経験3作という時点で特集上映が行われるのは極めて異例のことだ。10日(現地時間)には、松本監督と「さや侍」に出演している板尾創路、野見隆明、熊田聖亜が現地でインタビューに応じている。

「監督のオリジナリティが評価されたことをどう思うか?」という質問に、松本監督は「(自分の作品には)オリジナリティしかない。僕はそういう映画が面白いと思う。リメイクとか、何かの実写版とかにはそんなに魅力は感じない。オリジナリティがもうちょっと日本でも再認識されるとうれしいですね」とコメント。板尾は松本監督について「お笑いの世界でもそうですけど、常に先頭を走っていただいているんで、僕らは通りやすくて感謝しています。舗装されていますからね、僕らの道は。松本さんの道は結構舗装されていませんからね」と話した。

11日には「大日本人」の上映前に松本監督、板尾らが舞台挨拶。松本監督はこの映画祭のシンボルであるヒョウ柄の扇子をカンペ代わりに持ち「ロカルノ、オッティモ!(最高)」「グラッチェ!(ありがとう)」などとイタリア語を交えながらスピーチをこなした。

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