ロバート秋山、はんにゃ金田が大河ドラマ「光る君へ」出演

2024年に放送される第63作大河ドラマ「光る君へ」にロバート秋山、はんにゃ.金田が出演することが発表された。

日本独自の文化が花開いた平安時代を舞台に、きらびやかな平安貴族の世界と恋愛長編「源氏物語」を生んだ紫式部の一生を描く「光る君へ」。吉高由里子が紫式部を演じ、柄本佑が紫式部の生涯のソウルメイトとなる藤原道長に扮する。脚本を手がけるのは大石静。

秋山が務めるのは藤原小野宮流の当主・藤原実資役。政治や儀式のしきたりに詳しく学識があり、正義と筋道を重んじると同時にプライドが高い頑固者で、道長にとっては尊敬しつつも煙たい存在だ。初の大河ドラマ出演に「出られてめちゃくちゃうれしいです。大河ドラマの思い出は小学生のときに初めてじいちゃんと毎週毎週楽しみに見ていた、中井貴一さんの武田信玄です。この姿を登一（祖父）に見せたかったです」とコメントしている。

金田が演じるのは道長、藤原公任（町田啓太）と共に青春時代を過ごす藤原斉信。道長の長兄・道隆（井浦新）のもとに仕えるも、道長が出世しはじめると変わり身の早さを見せ、腹心として地位を築いていく。清少納言（ファーストサマーウイカ）とも交流がある。

金田も大河ドラマ出演は初。小さい頃から歴史が好きで大河ドラマを楽しんでいたという金田は、「もう10年以上、歴史が好きな芸人さんたちと毎年大河ドラマが決まったらその人物をどう描くのか予想したり、ゆかりの地にお客さんとツアーに行ったり全国の大河ドラマ館に行ったりしていました。前にそのツアーで立ち寄った神社の絵馬に自分もいつか大河ドラマに出演しますと書いたことが現実になりました。初大河ドラマ、皆さんに喜んでいただけるように励みたいと思います」と意気込みを語っている。

「光る君へ」は2023年夏のクランクインを予定。放送は2024年1月にスタートする。

ロバート秋山 コメント

藤原実資さんの役をやらせていただくことになりました。個人的に実資さんは歴史の授業でも習った記憶がなく、ネタでもやったことがありません。ですが藤原道長さんの先輩にあたり、大変ユニークでなかなかやり手な方だったと聞いてワクワクしています。僕に実資さんが務まるのか心配ですが一生懸命やらせていただきます。コントキャラみたいになっちゃわないか心配ですが……。

はんにゃ.金田 コメント

藤原斉信は紫式部の上司であり、清少納言好みの貴公子。そして花形の近衛中将で人気者。さらには若いころから切れ者で道長の側近として政治、文化面を支えたのちに「一条朝の四納言」の1人まで登り詰めたスーパーエリートボーイという印象です。震えております。身が引き締まる思いであります。しかし気負わず自分の中にある気品、華、インテリジェンスを総動員して約1000年前の京都に行って参りたいと思います。