昨日9月4日、
これまでも「たぶん見てらんない企画墓場」「フリースタイルムーシー」「第6世代芸人セーフティネット」といった異彩を放つ配信ライブを届けてきた「勇者ああああ」が今回用意したのは、“9月の改編期に他局でやっていそうな大型特番”をモチーフにしたチーム対抗企画。架空の水曜ナイトドラマ「ダブルハンターX」でダブル主演を務める外崎康太(アルコ&ピース平子)と進藤零(
この収拾がつかなくなりそうな場を仕切ったのは、
今若者から大人気という進藤がバラエティ番組に出演するのはこれが初めて。お笑いが大好きで、「バチエレ」のコント企画がお気に入りだと明かす。それに「バチエレ」メンバーは大喜びし、「出てください!」とこの場のノリでおねだり。「え、いいんすか?」という進藤の返答をカメラに向かって「見たか!?」とアピールしていると、進藤の事務所の先輩でベテラン俳優の外崎が「出てるけど、ギャラ、安くないよ(笑)」とおどけてみせた。一連のやり取りに、酒井は「マジでこのくだり見たことある!」と視聴者目線でリアクション。またラブレターズが「キングオブコント2011」の反響を語ったり、阿諏訪が「お台場冒険王」の話題を持ち出したりする場面では「そっちだけ時止まってんだよ!」とどんどん複雑な設定が絡み合っていく状況に困惑する。
虚実入り交じるトークが約30分ほど飛び交ったのち、展開されたのは「限界しりとり対決」「ドイヒー暴露トーク」「完全爆弾解除マニュアル」などのコーナー。役者然とした平子と若手俳優っぽさを軽快に演じる相田、本筋のゲームや急に始まった大喜利対決でもキャラクターを崩さず、ほどよいオマージュ感をキープしたまま場を盛り上げるGAG、「バチエレ」放送当時の実際のエピソードを披露してお笑いファンの記憶を呼び起こす阿諏訪&ラブレターズと、各チームが別々のテイストで笑いを誘っていく。
途中からは、むらせ扮するTOKIO松岡昌宏、元木敦士扮する木村拓哉というスペシャルゲストも参加し、ラブレターズ溜口がモノマネする田原俊彦とニセ松岡、ニセトシちゃんとニセキムタク、外崎とニセキムタク、外崎とラブレターズの2人、といった組み合わせで刺激的な立ち回りが発生。しびれ上がるような流れに一同が頭を抱える中、ニセキムタクは進藤とのペアに手応えがあったのか、「俺らM-1出るわ」と宣言した。
上映された応援メッセージVTRには、各番組の関係者や元「バチエレ」メンバーが姿を見せて出演者たちを驚かせる場面も。最後までスリル満点のライブの様子は、来週9月11日(土)までのアーカイブ配信で確かめてみては。チケットはチケットぴあにて取り扱い。
なおこのライブは本日9月5日(日)までテレビ東京が行う配信イベント「テレビ東京夏フェス2021」の1つ。
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もるちゅ(神) @MORUXIT
【ライブレポート】架空芸能人とあの頃のバチエレメンバーが共演、時空歪む秋の番組対抗戦 https://t.co/umFa7Rp94L