コヤソニ募金に大阪府から感謝状、今年は春に開催決定

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昨日1月19日、大阪府公館にて「KOYABU SONIC 2010」で集まった募金の大阪府福祉基金への募金寄付式典および感謝状贈呈式が行われ、主催者の小籔千豊が出席した。

「KOYABU SONIC 2010」で集まった募金を大阪府福祉基金に寄付し感謝状をもらった小籔千豊。「僕は代表していただいただけで、本当はお客さんに(贈呈式に)参加していただきたかったぐらい」と改めて観客に感謝した。(c)吉本興業

「KOYABU SONIC 2010」で集まった募金を大阪府福祉基金に寄付し感謝状をもらった小籔千豊。「僕は代表していただいただけで、本当はお客さんに(贈呈式に)参加していただきたかったぐらい」と改めて観客に感謝した。(c)吉本興業

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「KOYABU SONIC」は、吉本新喜劇座長の小籔千豊が主催している音楽ライブ。レイザーラモンと組んでいるラップユニット「ビッグポルノ」で大規模フェスに出たいという願望があったもののオファーがなく、それならばと2008年に自ら立ち上げた。

3回目となった昨年2010年のイベントには約1万7000人が来場。小籔は「お客さん、出演者のみなさんが入れてくださったお金です。大阪府の福祉に役立てていただければ幸いです」と、会場で集まった募金総額38万4631円を大阪府井手之上福祉部長に手渡し、その後感謝状を受け取った。

贈呈式後には、早くも決定した「KOYABU SONIC 2011」についての会見を開催。詳しい日程は未定だが夏から春に変更になったことを明かし、「夏にはたくさんの面白いフェスがあり、お客さんのお財布事情で取捨選択しなければならないことも多い。屋外で行うと、熱中症などの心配もある」と事情を説明した。「GWは交通費も高くなり渋滞も多い。遠方から来ていただくお客さんやアーティストの方のことも考え、GW後の土日での開催を考えている」と構想を語った小籔。出演者に関しては「現在交渉中です。既に『出たい』と言ってくださっている方もいらして、実現すれば皆さんがひっくり返るような、とんでもない人もいらっしゃいます!」と自信を見せた。

募金活動は今年も続行。「『ちょっと募金したろか』という方はぜひ入れてください。すごいアーティストを観て、すごい芸人を観て盛り上がった、プラス、ちょっといいことをして帰ったら、気持ちいいんじゃないかと思います」とコメント。周りの芸人たちからの反応もあったそうで、「ストリークの山田はコヤソニに出演しなかったが、『募金だけでも』とお金を渡してくれて。チュートリアルは後日『あの時、募金できなかったから』と言って寄付してくれたり。『寄付のやり方がわからなかったのでいいチャンスになった』という声をたくさんいただいた」と喜びのエピソードを明かした。

「KOYABU SONIC 2011」の詳しい情報は決まり次第、オフィシャルサイトなどで発表される予定。毎年楽しみにしている人や、今年こそはと思っている人は春の予定を空けておこう。

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