「さらば!ものいり刑事」は、矢口が監督・編集・出演・撮影、ひとりが脚本・出演・撮影を担当し、事前に公募した98人の一般カメラマンを加えた合計100人によって撮影された作品。「自宅で高性能カメラを持て余している人を集めよう」というひとりの提案をきっかけに、これまで7人(第1回)、30人(第2回)の規模で同様の企画が行われ、今回ついに100人の大台に達した。
試写会に先駆けて行われた会見で、矢口はDVDの見どころについて「40分間ノンストップで撮影しました。まずはメイキングでどれだけ大変だったのかを知ってから本編を見ると、この作品の凄さが伝わります」とアピール。ひとりも「内容が濃く、低予算でここまでできる! と言いたい。しかも弁当代はすべて矢口真里のおごり。メイキングでしぶしぶ金を出す矢口も見どころです」とエピソードを語った。
脚本を担当したひとりは「自分が常にカメラを首からぶら下げている設定にして、演技しながら撮影することができた」と撮影にあたっての知恵を披露。矢口は「不景気の中、今後の業界の作品づくりもこの映画が参考になるのでは。たくさんの可能性が詰まっている」と監督らしいコメントを残した。
「100人カメラマン」収録内容
●100人カメラマン「さらば!ものいり刑事」(映画・約40分)監督・編集・撮影・出演:矢口真里 脚本・撮影・出演:劇団ひとり(ハルク)
●7人カメラマン「ものいり刑事」(ショートムービー・約3分)撮影:矢口真里 編集・撮影:劇団ひとり(ハルク)
●30人カメラマン「帰ってきた!ものいり刑事」(ショートムービー・約9分)撮影:矢口真里、劇団ひとり(ハルク)
●矢口真里初監督作品「NASA=NASU」(ショートムービー・約20分)監督・出演:矢口真里 プロデューサー・出演:劇団ひとり(ハルク)
●メイキングシーン「100人カメラマンへの道」(ドキュメント・約53分)
リンク
タグ
お笑いナタリー @owarai_natalie
劇団ひとり脚本DVD「100人カメラマン」試写会が開催 http://natalie.mu/owarai/news/43185