本日10月31日、「ytv漫才新人賞選考会 ROUND1」(読売テレビ)が放送され、
「選考会」は、芸歴10年以内の漫才師を対象にしたお笑い賞レース「ytv漫才新人賞決定戦」に挑む6組を決める戦い。今年は選考会が2回行われ、各回から3組の決定戦進出者が選ばれる。本日の「選考会 ROUND1」では、おたまじゃくし、なにわスワンキーズ、エンペラー、もも、風穴あけるズ、コウテイ、丸亀じゃんご、たくろう、カベポスターら15組が火花を散らした。
今回1位に輝いたのは、前回大会でも決定戦進出を決めていたものの、中谷が新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者に該当する疑いがあるため棄権したマユリカ。コンビでお祓いにいったあとも「4万円の財布を買ったその日に落とす」「家の下に停めていた自転車が盗まれる」などの不運な出来事が続いたそうだが、中谷は「あれからやっといいことが1個あった」「今年はラストイヤーというのもあって、絶対行きたいと思っていた」と胸をなでおろす。また決定戦に向けては「ラストイヤーですし、前回あんなこともあったので、これで優勝できたらすべて丸く収まると思うので絶対に獲りに行きたいと思います」とコメント。阪本も「吉田たちさん、霜降り明星、からし蓮根、マユリカの4組で新ネタのイベントをずっとやっているんです。今は丸亀じゃんごも入ってるんですが、もともとのメンバーが順番に(ytv漫才新人賞で)王者になっている。今は吉田たち優勝、霜降り明星優勝、からし蓮根優勝、マユリカ棄権という状態なので、僕らも優勝したいですね」と気合いを入れた。
2位は選考会初出場のタチマチ。安達は「初めてなので『今日で覚えてもらえたら』くらいの気持ちだったので、すごいメンバーの中でのまさかの2位通過はめっちゃうれしいですね」と喜び、胡内は「(名前を)呼ばれたときは心の中でめっちゃワーッてなったんですけど、スマートぶる、クールぶるのが大変でしたね(笑)」と振り返る。2人はライバルにマユリカを挙げ、「なかなかライバルと言えるレベルではないと思っている」(胡内)と謙虚な姿勢を見せつつ、「まだまだ遠い存在ですけど並べるようにがんばりたいです」(安達)と目標を掲げた。
3位の紅しょうが・熊元プロレスは「恋愛の設定が多いと思われてるやろなというのはあったので、今回は違うもので挑みました。その作戦がハマってラッキーやった」と勝因を分析。また「ROUND1で通過できたということは、決定戦までにネタを作る時間がある。ネタは私ができるだけがんばるので、マジで稲田さんは1カ月ぐらい山に行ってダイエットしてきてほしい。今日も審査員の講評の時間がずっと痩せた太ったの話になってたので……」と話し、稲田も「がんばります」と意気込んだ。
なお今回の「選考会」ではオール巨人、メッセンジャーあいはら、スーパーマラドーナ武智、お~い!久馬が審査を担当している。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
前回棄権のマユリカ「ytv漫才新人賞」予選1位通過、優勝できたらすべて丸く収まる(コメントあり)
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