本日1月30日、「ytv漫才新人賞選考会ROUND2」(読売テレビ)が放送され、
「選考会」は、芸歴10年以内の漫才師を対象にしたお笑い賞レース「ytv漫才新人賞決定戦」に挑む6組を決める戦い。今年度は選考会が2回行われ、各回から3組の決定戦進出者が選ばれる。本日の「選考会 ROUND2」では、カベポスター、滝音、エンペラーさや香ら15組が火花を散らした。
1位通過は、2年前の第8回大会で準優勝を果たしているたくろう。赤木は「ついに来たかと。ここまで来たらやるしかねえなと。2年前に準優勝して、次の年は出られなかったので、その借りを返しに来たって感じです」と語り、「俺らがお笑いだっていうところを(見せたい)」「お笑い、始まったな」と大袈裟にアピールする。また、相方・きむらバンドも「キーワードにはなってくると思うんですけど『たくろう、やるしかねえ』という感じです」「ここからが真のたくろうのスタートです」と気合いを入れた。
2位の隣人は初の決定戦進出。中村は「たくろう、コウテイが圧倒的に面白くて、袖で涙を流しながら見てました。それに比べると僕らは完全にコントでしたし自信がなかった。どう評価されるのかと思ってたのでホッとしました」と戦いを振り返る。また決定戦に向けては「『これ漫才と違うんちゃうか』と炎上させたいなと思ってます。マヂカルラブリーさんみたいに優勝して『また変な漫才が獲ったぞ』と。漫才のシステム自体を変えていきたいなと思います」と意気込み、橋本も「年末に引き続いての第2波みたいな。僕らもよく床を使うし、マイクを無視するので、そういうところも楽しんでもらえたらいいなと思います。僕らはしゃべくりやと思ってるんですけども(笑)」と述べた。
3位で通過したコウテイの下田は「うまいこと僕らの戦略を当てはめて、自分らにしかできないことをして倒したいなと思います」、九条は「護摩行と滝行に行ったのは僕だけ。火と水、あとは1000回山に登るという千日回峰行で土。すべてそろったら地球になる。僕が地球だったらもう惑星なので負けるわけないじゃないですか。決定戦までにそこまで高められたら」とコメントする。また決定戦への意気込みを聞かれると下田は「自分たちにしかできない漫才で優勝するぞ!」、九条は「火、水、土、そこに山、川、谷……日本中の街に届く、そういった紆余曲折ある笑いを届けられたら」と回答。九条の発言を受け、下田は「(真面目に答えている)わしが恥ずかしいわ! わしのところは一言『うんこ』って書いておいてください」と話していた。
なお昨年10月に行われた「ROUND1」では、マユリカ、タチマチ、紅しょうがの3組が「決定戦」進出を決めており、「ytv漫才新人賞決定戦」に挑む全6組が出揃った。
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たくろう、隣人、コウテイ「ytv漫才新人賞」決勝進出、赤木「お笑い、始まったな」
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