ロングコートダディ「コント界のイチローに」初のKOC決勝へ緊張を背負う

9月26日（土）に生放送される「キングオブコント2020」（TBS系）のファイナリスト10組の中から、ロングコートダディが囲み取材で語ったコメントの詳細を紹介する。

ロングコートダディは初のKOC決勝進出。昨年2019年に初めて準決勝に進出しており、そこで「顔見せ」ができたと話している。同じく今回が初の決勝となる「ずっとがんばってきた仲間」のニッポンの社長、滝音への思いや、決勝を前にしての緊張について語った。

なお「キングオブコント2020」も含まれる「お笑いの日2020」8時間生放送に関して、公式Tシャツのデザインを野性爆弾くっきー！が手掛けていることも発表された。

ロングコートダディ コメント

兎：芸歴12年で、ほぼコント一筋。去年、準決勝に初めて行けて、「ここから決勝に行くまであと何年かかるんやろ」「気を引き締めなアカン」と覚悟してました。それが、ポンポンとじゃないですけど決勝に進めて、さっき実感が湧いてきました。すごく“緊張しい”なので、あとはやれるだけやって全力で楽しめたらいいなと思います。

堂前：僕は去年の準決勝が終わったあとに「来年は行けるかな」とちょっと思っていたんです。僕は緊張もしないので、このままの勢いで優勝できたらと思っています。

──具体的に何が決勝進出につながったと思いますか？

堂前：去年の準決勝は“顔見せ”にできればと思っていました。大会の関係者やお客さんとかに対して「面白いぞ」と。それができれば来年は決勝に行けるんじゃないかと。

兎：去年もたしかに手応え的には悪くなかった。僕も顔見せできたのかなと思います。

──堂前さんが緊張しないのは昔からですか？

堂前：プレッシャーを感じないのは昔から、という設定にしています（笑）。実際には感じてるのかもしれないけど感じてないふりをしていたほうがパフォーマンスもよくなる気がする。

兎：飄々としてますよね。ほかの賞レースのときに「すごいな。全然緊張してないやん」って堂前の心臓のあたりを手で触ってみたら、バクバクしてて「隠してるだけかい！」っていうことがありました。

堂前：緊張を隠しているんじゃなくて、緊張を背負ってる。これはイチローが言っていたから（笑）。イチローももちろん緊張するけど「それを背負ってやってるんだよ」って。

兎：では、コント界のイチローみたいな感じを目指したいなと思います。

堂前：コント界のイチローは言い過ぎちゃうか？（笑）

──同じく初めて決勝進出となるニッポンの社長さんと滝音さんと仲がいいとのことですが。

兎：ずっと夜中、一緒にゲームしてます。特に堂前はそうですね。

堂前：劇場の出番でお互いのネタを見合って「どうやった？」と聞きあったりして、みんなで成長できた感じがします。

兎：「僕らコント師ががんばっていかなアカンな」とずっとがんばってきた仲間なんで、今回一緒に行けてホンマにうれしいです。社長（＝ニッポンの社長）が決勝に行ったのを聞いて、堂前は泣き崩れてました。僕も崩れはしなかったけど、ちょっと泣きました。社長がめちゃくちゃがんばったのも知ってるし。

堂前：ここまではいいんですけど、優勝でまた1組ってなると、悲しいですね。僕らも獲りたいですし。

兎：本当を言うなら3組同時優勝したいです（笑）。

堂前：「優勝は、この3組です！」ができたら最高ですね。

兎：そんなわけにはいかないので、ずっとライバルでしたけど、明確なライバルとしてがんばっていきたいです。

野性爆弾くっきー！コメント

赤が松本さん、青は浜田さんで、2人の仲の良さを表しています。人類もボケとツッコミの2種類しかいないと思っているので、その両方がぴったりと合わさって「お笑いの日」が“人類が1つになる日”になればいいと思っています。