今年1月29日にオープンした神保町よしもと漫才劇場は、中田カウスが会長を務める上方漫才協会の精神にのっとり、大阪・よしもと漫才劇場とも連携して質の高い漫才を提供しようという新たな劇場。芸歴6年目以下が所属し、レギュラー開催されるネタバトルで腕を磨く。
半月に1度行われる「グランドバトルライブ」ではオーディションライブ「バトルライブ」を勝ち上がった15組の中での1位を決定。2月前半・後半、3月前半・後半の「グランドバトル」で1位になった4組は劇場の“Sクラス”に位置し、当面のネタバトルには出演せず、自身発案のソロライブや企画ライブを開催できるという特権も。本日、1回目の「グランドバトル」にはバニラボックス、ジャンゴ、金魚番長、
終演後に話を聞くと、「最高」と笑顔を見せた令和ロマン。「ヨシモト∞ホールにいっぱい出て、盛り上げていこう」という思いから高比良が昨年秋に∞ホールのある渋谷に引っ越し、松井と共に渋谷在住となったものの、その矢先、神保町よしもと漫才劇場の発表を受けて戸惑いもあったというが、それが「最初の1位を獲りたい」という気合いに繋がった。高比良は「劇場の立ち上げってなかなか経験できない。僕らの世代はどのシステムも与えられたもの。その中で、大げさにいうと(新劇場の)パイオニア的なものになれるっていうのは貴重」と期待感を表し、「新しいお客さんを呼びたいですし、そこは真面目にがんばろうと思っています」と意気込みを語る。
また、「M-1グランプリ」優勝を見据えて活動している2人は、2年連続でチャンピオンを輩出した大阪のよしもと漫才劇場も意識している様子。大阪の漫才劇場メンバーの一体感やノリは見習いたいといい、高比良は「1から作っていきたいって先輩も思っているみたいで、急に不自然なくらい仲良くなりました(笑)」、松井は「もうすでに楽屋の感じが違います」と証言する。“必死に”仲良くなろうとしているという、神保町メンバーの絡みにも今後期待できそうだ。
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美里 @misato_qp
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