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駒場のおかんに感謝!ミルクボーイ「M-1」優勝会見

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「M-1グランプリ2019」で優勝したミルクボーイ。

「M-1グランプリ2019」で優勝したミルクボーイ。

ミルクボーイが本日12月22日、ABCテレビ・テレビ朝日系で生放送された「M-1グランプリ2019」で優勝し、第15代王者となった。この記事では、優勝決定後に行われた記者会見の様子を伝える。

大阪府出身の駒場孝と兵庫県出身の内海崇からなるミルクボーイは吉本興業所属で2007年にコンビ結成。「M-1グランプリ」では今年が初の決勝および準決勝への進出だった。

決勝にはミルクボーイをはじめ、からし蓮根、ぺこぱ、オズワルド、すゑひろがりず、ニューヨーク、インディアンス、見取り図、かまいたちと、敗者復活を勝ち抜いた和牛の計10組が登場。最終決戦では、ぺこぱ、かまいたち、ミルクボーイの順にネタを披露し、審査の結果、ミルクボーイが6票を獲得して総エントリー5040組の頂点に輝いた。

ミルクボーイ コメント


──優勝おめでとうございます。率直なご感想は?
内海:信じられないです。決勝に行くのも初めてで、テレビで漫才するのも今年初めて。関西を合わせてもテレビ自体がまだ4回目くらいです。
駒場:そのうちの1回は30秒くらい出ただけ。
内海:今まで一番長くテレビに出ました。ふわふわしてる状態です。

──実感は?
内海:ないです! 駒場くんの汗がさっきから止まらない。
駒場:泣きたかったんですけど汗です。
内海:トロフィーの裏に歴代王者の名前が刻まれていますね。
駒場:ここを目指したので本当にうれしいです。

──ファーストラウンドの681点は「M-1グランプリ」史上最高得点です(審査員7名の際)。
内海:そうなんですか? 覚えてないんです。テレビで漫才するのは緊張して。200点でしたっけ?
駒場:どんな大会?
内海:681点ですか。高得点を付けていただいてありがたいです。


──優勝を誰に伝えたいですか?
駒場:僕は(漫才のネタで)いろいろ忘れたおかんに。「これからもまた忘れてな」と(笑)。
内海:駒場のおかんに感謝です。
駒場:大人になってこんなにおかんおかん言うてるのは僕くらいじゃないですかね。

──優勝直後に「ないない」というジェスチャーをしていたときの気持ちは?
内海:そんなに褒めていただいたことが今までないので。関西の賞レースも最近はほとんど出ていない。こんなことがあり得るのかと。(ナイツ塙から)99点を付けていただいて信じられない。

──マネージャーへの電話が鳴り止まないそうです。次なる仕事への意気込みは?
内海:漫才をがんばってきたので、トークができるかどうか皆さん不安だと思う。それも一からがんばりたい。なんでもさせていただきます。漫才もこれからもっと面白くなるように続けていきたいです。

──しいて言えば何がしたいですか?
駒場:漫才をさせてもらえることが今まで少なかったので、たくさん漫才をさせてもらいたいです。


──今までの努力や苦労してきた道のりを教えてください。
内海:コンビ歴12年。最初、2010年くらいまでは「M-1グランプリ」を目標にやってたけど、一度「M-1」が終わって目標を見失って、4年くらいお笑いをサボってました。新ネタも作ってなかった。
駒場:遊びに行ったり飲みに行ったり。
内海:「M-1」が再開して、またユニットライブとかをやるようになりました。
駒場:後輩にも協力してもらって漫才に向き合うようになった。

──現在、生活に余裕はありますか?
駒場:スポーツジムでアルバイトをしていて。結婚もしてるんですが余裕のある生活ではないです。大阪の雑居ビルみたいなところに奥さんと住んでます。
内海:先月のギャラを言うたらいいんですか?(笑) 全然貧乏です。
駒場:ただ、何もしてなかった期間があるので。やりだしてからは楽しかったです。ずっと漫才して……すみません、“0ボケ”でした!

──今年、関西での評価も含めて急に上がってこられた要因は?
内海:今年が一番がんばりました。お笑いとバイト以外は全部ネタ合わせ。趣味をいろいろやめまして。競馬も一切やらなくなって。バイト終わったらネタ合わせです。
駒場:LINEでも連絡を取り合って。
内海:彼女とか嫁よりも連絡を取りました。


──松本人志さんが「これぞ漫才や」と1本目のあとに言ってました。
内海:松本さんに生でお会いするのも初めて。
駒場:僕は松本さんの映画の試写会に好きで行ってました。うれしいです。
内海:ただただ憧れの審査員の皆さんにネタを観ていただいて。決勝に出られるだけで十分やったんですけど、それを面白いとまで言っていただいてうれしいです。

──ネタが生まれた経緯は?
駒場:僕ら、大学の落語研究会でコンビ組んで、そのときからこういう形ではありました。
内海:ほぼほぼ12年、同じ形。
駒場:ここ3年くらいでおかんが入ってきた。
内海:トリオになった(笑)。やめてた時期も先輩から「あれやらへんの?」と言われていたので練り直しました。

──今年、12年間で一番がんばったきっかけは?
内海:去年は霜降り明星が優勝して、僕らより後輩で優勝したのが初めてだったので刺激を受けました。全芸人が刺激を受けたと思う。若い世代に負けないようにと。

──コーンフレークと最中のネタができたのはいつですか?
内海:今年できたネタです。

──優勝賞金1000万円の使い道は?
内海:角刈りを2年くらいしていまして。角刈り技能コンテストで日本3位の方に切っていただいている。そこに僕専用の散髪台を設置させていただきたいです。
駒場:今まで仲のいい後輩が結婚出産のとき、先輩としてお祝いができず、デカい声で「おめでとう!」としか言えなかった(笑)。お祝いを渡せなかったので、後輩にもちゃんとお返しをします。これからいろんな形で恩返しができたらと思います。

「M-1グランプリ2019」ファイナルステージ審査結果

上沼恵美子:ミルクボーイ

松本人志:かまいたち

中川家・礼二:ミルクボーイ

サンドウィッチマン富澤:ミルクボーイ

立川志らく:ミルクボーイ

ナイツ塙:ミルクボーイ

オール巨人:ミルクボーイ

最終順位

1位:ミルクボーイ(最終決戦6票 / 681点)

2位:かまいたち(最終決戦1票 / 660点)

3位:ぺこぱ(最終決戦0票 / 654点)

4位:和牛(652点)

5位:見取り図(649点)

6位:からし蓮根(639点)

7位:オズワルド(638点)

8位:すゑひろがりず(637点)

9位:インディアンス(632点)

10位:ニューヨーク(616点)

ファーストラウンド得点

ニューヨーク

616点(上沼恵美子 90点 / 松本人志 82点 / 中川家・礼二 88点 / サンドウィッチマン富澤 88点 / 立川志らく 90点 / ナイツ塙 91点 / オール巨人 87点)

かまいたち

660点(上沼恵美子 95点 / 松本人志 95点 / 中川家・礼二 94点 / サンドウィッチマン富澤 93点 / 立川志らく 95点 / ナイツ塙 95点 / オール巨人 93点)

和牛

652点(上沼恵美子 92点 / 松本人志 92点 / 中川家・礼二 93点 / サンドウィッチマン富澤 91点 / 立川志らく 96点 / ナイツ塙 96点 / オール巨人 92点)

すゑひろがりず

637点(上沼恵美子 92点 / 松本人志 89点 / 中川家・礼二 91点 / サンドウィッチマン富澤 90点 / 立川志らく 92点 / ナイツ塙 91点 / オール巨人 92点)

からし蓮根

639点(上沼恵美子 94点 / 松本人志 90点 / 中川家・礼二 93点 / サンドウィッチマン富澤 90点 / 立川志らく 89点 / ナイツ塙 90点 / オール巨人 93点)

見取り図

649点(上沼恵美子 94点 / 松本人志 91点 / 中川家・礼二 93点 / サンドウィッチマン富澤 91点 / 立川志らく 94点 / ナイツ塙 92点 / オール巨人 94点)

ミルクボーイ

681点(上沼恵美子 98点 / 松本人志 97点 / 中川家・礼二 96点 / サンドウィッチマン富澤 97点 / 立川志らく 97点 / ナイツ塙 99点 / オール巨人 97点)

オズワルド

638点(上沼恵美子 94点 / 松本人志 90点 / 中川家・礼二 94点 / サンドウィッチマン富澤 91点 / 立川志らく 89点 / ナイツ塙 89点 / オール巨人 91点)

インディアンス

632点(上沼恵美子 94点 / 松本人志 88点 / 中川家・礼二 92点 / サンドウィッチマン富澤 90点 / 立川志らく 87点 / ナイツ塙 89点 / オール巨人 92点)

ぺこぱ

654点(上沼恵美子 96点 / 松本人志 94点 / 中川家・礼二 92点 / サンドウィッチマン富澤 94点 / 立川志らく 91点 / ナイツ塙 94点 / オール巨人 93点)

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