「27時間テレビ」タイムテーブル発表、たけし「かなりお笑いになります」

11月2日（土）から11月3日（日）にかけて放送される「FNS27時間テレビ～にほんのスポーツは強いっ！～」（フジテレビ系）の記者会見が本日10月24日に都内スタジオにて行われ、総合司会を務めるビートたけし、キャプテンを務める村上信五（関ジャニ∞）が出席した。

3年ぶりに生放送中心のスタイルが復活し、バラエティに富んだスポーツ企画の数々が実施される今年の「27時間テレビ」。このたびタイムテーブルと多くの出演者が明らかとなった。おなじみ「平成教育委員会」は「令和教育委員会」として展開され、先生のたけしと助手・村上のほか、千原ジュニア、劇団ひとり、カンニング竹山、オアシズ大久保、いとうあさこ、バイきんぐらが出演。この番組についてたけしは「俺と逸見（政孝）さんがやったんだ。あれでクイズ番組が広がった。令和に復活だよ」と話した。

「さんまのお笑い向上委員会」では、芸人たちが憧れのオリンピック選手になりきり、日本のスポーツについて語り合う予定。ただし関根勤、今田耕司、爆笑問題・太田、ネプチューン堀内、ザブングル加藤らによる生放送でのトークは脱線すること請け合いだ。たけし扮する名物キャラクター・火薬田ドンもどこかに出没するとのこと。たけしは会見で「さんまが1人でしゃべってるだけなんだから！」と「向上委員会」をざっくり評して笑いを誘ったほか、火薬田ドンについても「楽屋に行って衣装があれば着るだけだよ！」と話した。

「27時間テレビ」の名物企画「ラブメイト10」もこのたび3年ぶりに復活する。さんまがこの1年で気になった女性をカウントダウン形式で発表していくこの企画には今田耕司とナインティナイン岡村の「アローン会」メンバーも参加し、2人によるランキングの発表も。また27時間の通し企画「バカリズム スポーツの謎」も行われ、バカリズムが「よく考えたらおかしくない？」とスポーツに関して疑問に思うことをフリップで発表していく。

有名アスリートをゲストに迎える「たけし・さんまの有名アスリートの集まる店」では、たけし、さんま、村上の3人によるコントも。村上が「恐竜2人がじゃれ合ってるだけ！」と恐れおののく中、たけしはさんまと長く共演した「オレたちひょうきん族」（フジテレビ系）を引き合いに出して「いい加減さが我々のコントはよかった。がっちり固めたのがTBSの『8時だョ！全員集合』でまるっきり正反対。それで結局どうなったかというと、2つともダメになった（笑）。それが今のテレビの現実！」と自虐を交えながらも、かつての“土8”の戦いを振り返った。

会見の最後にたけしは「毎年面白いと思ってやってるんですけど、今回は特にスポーツというテーマがわかりやすい。かなりお笑いになります。面白いと思います！」と取材陣に訴える。そのあと急に思いついたという来年の「27時間テレビ」の計画を発表するものの、あまりの荒唐無稽なプランに村上からは「僕の苦労もちょっとはわかってほしい。27時間の中で2回くらいならどついてもエエかなと思ってます（笑）」といった嘆きが。たけしは「たぶん生放送の途中でクレームが来て、私はいなくなってると思います」と生放送へ向けて舌が止まらない様子だった。