石原裕次郎賞の北野武が舘ひろしを笑わせる

「アウトレイジ 最終章」の監督・北野武が「第30回日刊スポーツ映画大賞」石原裕次郎賞を受賞し、本日12月28日に都内で行われた表彰式に出席。石原プロモーションの石原まき子から受け取った賞金300万円を懐に忍ばせようとして笑いを誘った。

石原プロモーションの全面協力により日刊スポーツ映画大賞に併設された石原裕次郎賞は、その年にヒットした作品や大作感のある娯楽映画に贈られる。北野は石原裕次郎との関わりを聞かれると「1回会ってみたいと思っていたんですが、叶わなかった。この世界にいて一番残念なことかなと思います」とコメント。石原まき子が受賞作の結末について「悲しくて涙が出た。本来なら武さんにもっと続けていただきたかった」と述べると、北野は「イメルダ夫人にそんなこと言われたら、やるしかないな」と冗談めかしつつ、「アウトレイジ」シリーズについて「本当ならシリーズは4、5、6と続いて韓国から香港、イギリス、アメリカと世界のマフィアを全部やっつける構想があったんですが、こっちがくたばっちゃうのでやめました」と明かした。

ステージに舘ひろしが呼び込まれる場面もあり、北野は舘と握手を交わす。「おめでとうございます」という祝福には「ゴルフ練習場でよく会うんだよ」と返し、舘を大笑いさせていた。