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“世代交代”背負うR藤本、飯尾&江里子ペアも活躍「ダイナマイト関西」レポート

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エキシビションマッチで展開されたカップル大喜利で、「両家の挨拶」を演じてみせる出場者たち。

エキシビションマッチで展開されたカップル大喜利で、「両家の挨拶」を演じてみせる出場者たち。

昨日12月25日、東京・よみうりホールにて「ダイナマイト関西2016 オープントーナメント」決勝大会が開催された。

6月に始まったプレ予選から半年にわたって繰り広げられてきた今回の「ダイナマイト関西」。芸人だけでなくマンガ家、ミュージシャン、ネットエントリーからの一般参加者も含めて出場者1729名の頂点に立ったのは、「ダイナマイト関西」「IPPONグランプリ」で優勝経験のある博多大吉だった。大吉の回答の特徴は、1答目が速いことやバリエーションが豊富なこと。回答数も多く、イラストを巧みに使う和田ラヂヲとの最終決戦では終盤にかけてたたみかけ、自身は3ポイント残したまま優勝を決めた。

決勝1回戦で特に注目が集まったのは、ケンドーコバヤシ次長課長・井上による“師弟対決”。対戦相手を決める抽選会の際にも出てきたケンコバのマネージャーが回答席に着き、「コバヤシさんが出るまでもない! 本番もだ! 俺が出てやる!」と、抽選会時と同じセリフだけを繰り返す様子に会場は異様な空気に包まれた。井上も「本当に出てくるとは思わなかった」と動揺させられ、いざマネージャーと席を交代したケンコバとの対戦に入るとリードを奪われてしまう。しかし残り1分で逆転に成功し、そのまま逃げ切る形に。両腕を突き上げて喜んだ井上は「いきなりラスボス戦だったので勝ててよかった。おそらく(相手が)マネージャーだったら負けていたでしょう」と感想を述べた。

今回「世代交代」を掲げて優勝を目指してきたR藤本も、大吉とのセミファイナルで健闘。あと一歩と思われる回答が続き観客の後押しを受ける中、同点まで大吉を追い詰めるも1点差で敗退した。1回戦では布袋寅泰の髪型、セミファイナルでは「ストリートファイター」ガイルの髪型にして気合いを表していたR藤本。勝利コメント用に取っておいた「サマーソルト(キック)」は使うことのないままステージを後にしている。

またエキシビションマッチも会場を大いに盛り上げた。エキシビションとして組まれていたのは、インパルス板倉とフットボールアワー岩尾、マッスル坂井と吉田靖直(トリプルファイヤー)のタッグ戦と、ずん飯尾&阿佐ヶ谷姉妹・江里子、ザ・ギース高佐&高野祐衣、ずん・やす&オアシズ大久保の3組によるカップル大喜利だ。カップル大喜利では解説席メンバーの解釈によって新郎新婦(高佐&高野)とその両家という設定が乗っかり、それぞれの回答に味が増す。中でも飯尾&江里子は息ピッタリで、耳打ちしたり、ポイントを獲得するたびにハイタッチしたりと、いつまでも新鮮さを失わない熟年夫婦を演じて観客たちをほっこりさせた。

エンディングには、レイザーラモンRG扮するドナルド・トランプ氏、石井てる美扮するヒラリー・クリントン氏と共に「日米合同始答式」に出席した、ビスケッティ佐竹扮するアベ総理が再び登場。「非常にですね、素晴らしい戦いを見ることができました」と感想を語った。続けて、「いろんなオニギリに勇ましい異名をつけて登場させてください」で又吉の口から飛び出した「消化できる?プラスチックおにぎり」という回答を振り返り、「プラスチックおにぎり」を一番感動した言葉だとして又吉を賞賛。「毒おにぎり」「AIおにぎり」など突飛なおにぎりを誕生させた又吉に会場からは大きな拍手が送られ、大会は幕を閉じた。

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