40代後半の恋愛経験豊富な独身OL、川嶋佳子は少し風変わりな一面もあるが真面目で優しい性格の持ち主。「甘いお酒でうがい」は、じろうがライブよしもと、ケータイよしもとにて2012年6月から2013年10月まで連載していた、彼女の日々の記録だ。本作はこれを小説として加筆修正し、書き下ろしの「2015年9月、10月」を収録したもの。20代の友達・若林ちゃん、2回り年下の交際相手といった周辺人物も登場する。
長年演じてきた思い入れの強いキャラクターとあって、じろうはあとがきに「コントのキャラクターであったはずの『川嶋佳子』は徐々に僕の精神と肉体を侵略し僕の体を利用して『川嶋佳子』でいようとしているような気さえする」「読み返しても、こんなこと書いたっけ?と思う箇所がいくつもある」と記している。中年女性の日常から漂う悲哀や、何気ない瞬間に隠れている“人生のヒント”をこの1冊から感じてみよう。
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雉 雅威 @kijiguy
シソンヌじろう扮する中年OL川嶋佳子、日記「甘いお酒でうがい」書籍化 - お笑いナタリー
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