ウエストランド「ぶちラジ！」収録にソルジャー150人集結、河本ピンネタも

ウエストランドが昨日10月27日、「『ウエストランドのぶちラジ！公開収録』～ぶちラジの公開収録じゃ！～」を東京・新宿ロフトプラスワンで開催した。

これはウエストランドが2011年からPodcast、YouTubeなどで配信しているラジオふうの番組「ウエストランドのぶちラジ！」初の公開収録を兼ねたトークイベント。ウエストランドの傍若無人ぶりにもついてきてくれる“ソルジャー”150人が会場をいっぱいにし、この日だけの特別メニュー「真理与のアクエリ」「井口の理想のカフェオレ」「THE 毒」「井口の『ねたみ・そねみ・ひがみ』つまみ」などを味わった。

イベントは「ぶちラジ！」お目付け役の“謎の組織”取締役社長による、泥にブラインドを浸す儀式を経て開幕。ステージに現れたウエストランド井口は「汚いなー。なかったことにしたいんで早く下げてください」「リハーサルしといてくださいよー」「最悪のスタートになっちゃいましたよ！」とさっそく文句をつけ、相方の河本が「みんなパチパチパチって拍手してましたね」と穏やかなコメントを挟むと「みんなも頭おかしいんでしょうね！ ここに来るような人ですからね」と言い放つ。いつも通りの“井口様”の調子や、「4年前から据え置き」だという河本の狙ったように間の悪い相づちにも、ソルジャーたちは大きく笑い声を上げる。

30分程度フリートークが続いた後ようやく2人がタイトルコールをして1部がスタート。まずは井口が以前、番組内で何とコメントしたか当てる「ぶちラジ・振り返りクイズ」が展開され、懐かしいフレーズの数々は本人たちやソルジャーを頷かせる。そして1部のメインとして河本が「R-1ぐらんぷり」を目指すために作った、漫談とショートコントを織り交ぜたピンネタを披露。奇声を上げるたびに会場には不穏な空気が漂ったが、井口はダメ出しをしつつも「まずステージに立つことが第一歩」と激甘の声をかけた。

2部では「ぶちラジ！」おなじみのエレファントジョン、三拍子・久保をゲストに迎え、いよいよ公開収録を実施する。ガッテン森枝が期待に応えて「ガッテン！ ガッテン！」とギャグを繰り出せば、“ガテラー”でもあるソルジャーたちは大喜び。全員でのトークやタイトルコール、「生おしえてウエストランド 久保孝真 エレファントジョン」などで盛り上がり、ゲストが退場したあとは「生ののしり先生」のコーナーへ。

「ののしり先生」は河本がリスナーからのメッセージを読み上げるのにあわせて、井口が発言1つひとつにツッコミを入れ、罵っていくという人気コーナーだ。生で罵られたソルジャーたちは舞台へと上げられ、直接「ぶちラジ！」ステッカーを渡してもらう代わりに「ウエストランドが好きか」といった質問に答えなければならなかったが、それでもうれしそうに番組にハマったきっかけやウエストランドについて話していた。

最後はウエストランドが客席へ降りて「ぶちラジ！」と井口の愚痴を毎日更新している「ぐちラジ！」のエンディングを収録。この日の模様の一部は11月2日（月）に配信される予定なので、会場に足を運べなかった人は楽しみにしておこう。