「青天の霹靂」オーディオブック化、劇団ひとり&金谷ヒデユキが制作発表

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劇団ひとり著「青天の霹靂」(幻冬舎)のオーディオブック制作発表記者会見が昨日11月25日、都内で行われ、原作者である劇団ひとりと、主人公・轟晴夫の声を務める金谷ヒデユキが登場した。

「青天の霹靂」のオーディオブック制作発表記者会見に登場した劇団ひとり、金谷ヒデユキ(左から)

「青天の霹靂」のオーディオブック制作発表記者会見に登場した劇団ひとり、金谷ヒデユキ(左から)

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オーディオブックとは書籍をナレーターや声優が読み上げた朗読本。MP3プレイヤーやスマホなどにダウンロードして、移動中にも楽しめることで注目されている。

会見開始早々、劇団ひとりは「僕はいろんなインタビューで、この本は映画化したくて書いたと言ってきましたけど、実際はやっぱりオーディオブック化したくて書きましたから。今の時代、やっぱりオーディオブック化だろうと。やっと夢が叶ったという感じですね」と猛アピール。金谷から「じゃあ、映画のDVDを買わなくてもいいからオーディオブックを買ってほしいんですね?」とツッコまれると、ひとりは「まあ、両方買ってくれていいんですけどね」と、やんわり12月10日(水)に発売される映画版Blu-ray / DVDの宣伝を言い添えた。しかし、「映画だと時間の問題があるから全部の要素は入れられない。でも、オーディオブックは原作のまんまできますから!」と、オーディオブックの魅力も忘れずにPRしている。

また金谷の起用についてひとりは、「今回キャスティングはお任せしたんですけど、金谷さんと聞いたときにピッタリだと思いました」とコメント。さらに主人公・晴夫の屈折した感じが金谷に似ていると続け、「当時、金谷さんも出ていた『ボキャブラ天国』のブームを見ていて、金谷さんはブームの一員でありつつも居心地が悪そうだなと思っていました」と言及すると、金谷も「ばれてましたか」と苦笑い。役作りについての質問にも金谷は「さっき(劇団ひとりが)言ってくださったように、ひねくれ具合が自分と合うというか近いものを感じていたので、割とそのままの自分でやれたと思います」と答えた。一方、映画版と同じ役どころである晴夫の父・正太郎を演じたひとりは「原作ではかなり弱気なキャラクターを映画の中では真逆に描いているので、そういう意味では最初のイメージに近いのはオーディオブックのほうかもしれない」と語っている。

この日収録を終えたばかりだというひとり自身の出演パートに関しては「ディレクターさんに結構ダメ出しをされました。『そういう読み方じゃありません』とか、俺が原作者なのになんでそんなこと言われなくちゃいけないんだ、と思いながら言われた通りに演じました」と不満を漏らすひと幕も。ひとり渾身の演技も収められた「青天の霹靂」オーディオブックは、12月下旬からオーディオブックサービス「FeBe」にて配信開始。

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読者の反応

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YM5 @Yukirhythm

金谷師匠は芸人だけでなく声優や歌手もやってるからタレントという表現がピッタリだね RT @owarai_natalie 「青天の霹靂」オーディオブック化、劇団ひとり&金谷ヒデユキが制作発表 http://t.co/NUkBrIyxXH

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