阿佐ヶ谷渡辺が飯尾を師と仰ぐ「IPPON」秘話

芸人大喜利王決定戦「IPPONグランプリ」（フジテレビ系）の最新DVDが既報の通り来月11月5日に同時発売。DVDの副音声に出演するずん飯尾と阿佐ヶ谷姉妹・渡辺が先日お笑いナタリーの取材に応じた。

今回発売されるのは昨年2013年5月と11月に特番が放送された2大会分。飯尾と渡辺は9巻の副音声に登場する。10巻の副音声はシャンプーハットが担当。飯尾と渡辺、シャンプーハットこいでは各巻に収録される大会で活躍を見せた。

DVDは「完全版」と銘打たれており、オンエアされなかった解答も公開される。視聴者が投稿した一般解答が発表されるスピンオフ企画「IPPANグランプリ」も特典映像として収録。お笑いファンはぜひお手元に。

ずん飯尾と阿佐ヶ谷姉妹・渡辺のコメント

──まずは副音声を収録した感想をお願いします。

飯尾：我々はお茶の間のみなさんと一番温度が近い2人じゃないでしょうか。観る人の邪魔をしてないと思います。

渡辺：自分が好きな「IPPONグランプリ」に出させていただいた回を目の前にすると、観入ってしまいます。身体の血の巡りだけよくて、舌の回りがうまくいきませんでした。

──DVDに収録されているのは、飯尾さんが2回目の出場、渡辺さんが初出場を果たした回です。

飯尾：解答者席にいるときは、F1レーサーが時速300km出して視界がこれくらいに（狭く）なるのに似てました。そんなにスピード出てないのにね。

渡辺：“オバさん枠”で入れていただいてありがたかったです。ただ、出場が決まったときの第一声は「うれしい」じゃなく「怖い！」でした。視聴者としては大好きなんですけど。

──これまでの「IPPONグランプリ」を振り返って印象的だったシーンは？

渡辺：飯尾さんが初出場された第7回は、私の中で神回です！ 飯尾色にバンバン染めていって、毎晩動画で観てから寝付く日が続きました。さすが師匠！と思っています。

飯尾：私、最初はダダダダッてIPPONを取らしていただくんだけど、スタミナなくて後半ぜんぜん取れないの。「ミスター4本」って呼ばれてます（笑）。脳みそがパンパンなんでしょうね。私のまばたきが多いときは、何も答えが浮かんでないときです。

──最後にこのDVDの見どころをお願いします。

飯尾：あんなに世界観が違う人達が一緒のところにいるのが面白い。一般の方の答えも、全国で面白いことを考えてると思うと興奮します。面白いことを考えた人で日本地図が光ってほしいです。

渡辺：どこを切り取っても見応えがあります。放送には入らなかったまさかの私の“妨害工作”も観ていただけたら、と思います。