「D関2014」全日本新人王決定戦浜村が勝利

本日8月16日、東京・浅草公会堂にて行われている「ダイナマイト関西2014～全日本大喜利選手権 決勝トーナメント大会～」の「全日本新人王決定戦」で、浜口浜村の浜村が蛙亭・岩倉に勝利した。

先月7月に行われた「ダイナマイト関西NEXT ～東日本新人王決定戦～」にて、出場者50名の中から勝ち上がった浜村。芸歴11年目でいまだノータイトルだが、「辞めなくてよかった」と語っていた。同じく「西日本新人王決定戦～」の出場者46名の中から芸歴3年目にして勝ち上がった女芸人・岩倉。「宮沢賢治の守護霊がついている」という勝利コメントには芸人たちが彼女の底知れぬ力に震え上がった。

今回も宮沢賢治の守護霊を連れてきたとうれしそうな岩倉に対して、浜村は「嘘です！ 言っていいなら僕の心の守護霊はチャップリンと中田ダイマル・ラケットと立川談志を連れて来てるから勝つ！」と全力で宣戦布告。MCのザ・プラン9・浅越ゴエはそんな2人を「そういう人です」と説明していた。

対決は2人ともイラストを交えるなど積極的に回答。しかし大会第1試合で新人戦ということで、なかなかポイントが動かず。先制は浜村が取るも岩倉も負けじと追いつき接戦に。ケンコバのボケ三昧の解説に惑わされることなく回答を続け、3対3でサドンデスとなった。

サドンデスは1問1答で、3人の審査員がそれぞれ判定。その結果3対0で浜村の勝利となった。浜村は「ただただうれしいです。ほんとに楽しくて。ただちょっと緊張しちゃって。岩倉さんも緊張してたと思う。もうちょっと2人ともがんばりたかったね」とコメント。岩倉は「丸いシェルターに閉じこもります」と落ち込みつつも、「守護霊の中でウケた大喜利がある」とうれしそうに語り会場全体を凍り付かせた。

このあと行われる「決勝トーナメント大会」では、バッファロー吾郎竹若、キングオブコメディ高橋、ピース又吉、オードリー若林、ずん飯尾、伊藤修子、ケンドーコバヤシ、R藤本が激突。“日本一の大喜利決定戦”の王者がまもなく決定する。結果は大会が終了次第公開する。

ダイナマイト関西2014～全日本新人王決定戦～

進撃の破壊プリンセス　蛙亭・岩倉 3ポイント
悲喜こもごも王子 浜口浜村・浜村　3ポイント

サドンデス　岩倉 0 - 3浜村