横浜音祭り2019 PR

横浜音祭り2019 |すべての人々に音楽を 日本最大級オールジャンルの音楽フェスティバル

9月15日に神奈川・横浜で「横浜音祭り2019」が開幕する。2013年より3年に1度のペースで行われている「横浜音祭り」は、横浜の街がオールジャンルの音楽であふれる日本最大級の音楽フェスティバル。音楽ナタリーでは今年の開催を記念した特集を展開し、そのラインナップと見どころを紹介する。また出演者のうち、葉加瀬太郎ともう1組のインタビューを追って掲載する。

文 / 近藤隼人

INTERVIW

葉加瀬太郎 インタビュー
インタビュー第2弾 今秋公開予定

「横浜音祭り」とは

新井鷗子

西洋文化の入り口としてさまざまなカルチャーを全国に発信してきた街、横浜で繰り広げられる「横浜音祭り」。今回は「あなたに届く、あなたの音楽。」というキャッチコピーのもと、9月15日から11月15日まで62日間にわたってプログラムが展開される。初回よりイベントのディレクターを務めている新井鷗子氏は、4月に行われた開催概要発表会見にて「すべての人々のもとに音楽が届いていることを実感できる音楽祭を目指したいと思っています。音楽をインフラにしたい。水道や電気のように街の隅々にまで音楽を届けたいのです」とその思いを明かした。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ©oono ryusuke

開催期間中に繰り広げられるプログラムは、異なるジャンルのトップアーティストによるコラボレーション企画、パイプオルガンのある施設や街なかのオープンスペースなど横浜の景観を生かしたイベント、普段接する機会のないプロミュージシャンから直接技術を学べるワークショップなど300超。横浜市が「ラグビーワールドカップ2019™」のスコットランドチームの公認チームキャンプ地、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の英国代表チームのホストタウンに登録されたことにより、イギリスと連携したプログラムも展開される。また今回の「横浜音祭り」では障害など身体的制約のある人がコンサート会場の臨場感を体感し、そのときの気持ちを家族や友人と共有することができる分身ロボット「OriHime」を活用。あらゆる人が横浜の街に響きわたる多種多様な音楽を楽しむことができる。

横浜音祭り2019 主なラインナップ

2019年9月15日(日)~11月15日(金)

9/15(日)

アンドレア・バッティストーニ ©Takafumi Ueno
横浜音祭り2019オープニングコンサート アンドレア・バッティストーニ×東京フィルハーモニー交響楽団
神奈川県 横浜みなとみらいホール 大ホール

<出演者>アンドレア・バッティストーニ / 東京フィルハーモニー交響楽団 / 清水和音 / 横浜少年少女合唱団

「横浜音祭り2019」のオープニングを飾るのは、繊細かつ大胆な音楽作りで多くのファンを魅了し続けているイタリア出身の若きカリスマ、アンドレア・バッティストーニ。彼は東京フィルハーモニー交響楽団と共に「横浜音祭り」のためにヤン・ヴァン=デル=ローストが作曲した「横浜音祭りファンファーレ」のほか、マエストロの得意曲を演奏する。清水和音によるショパンのピアノ協奏曲や、横浜少年少女合唱団とのコラボも見逃せない。

9/14(土) 9/16(月・祝) 9/22(日)

英国ロイヤル・オペラ 2019年日本公演 ©ROHBill Cooper,2014
英国ロイヤル・オペラ 2019年日本公演
神奈川県 神奈川県民ホール 大ホール

<出演者>グレゴリー・クンデ / ジェラルド・フィンリー / フラチュヒ・バセンツ / ヴィットリオ・グリゴーロ / イルデブランド・ダルカンジェロ / レイチェル・ウィリス=ソレンセン / ロイヤル・オペラ合唱団 / ロイヤル・オペラハウス管弦楽団

現代を代表する名指揮者、アントニオ・パッパーノと共に「英国ロイヤル・オペラ」が来日。「宝石の歌」「この清らかな住まい」などの名曲にあふれたオペラでありながら、全曲を一度に聴く機会が非常に稀な「ファウスト」、主人公の心理に深く寄り添った演出が光るヴェルディ晩年の傑作「オテロ」が上演される。

9/16(月・祝)

「Anno」©Hugh Carswell 2016
「日英交流年 UK in Japan2019-20」参加企画 スコティッシュ・アンサンブル&アンナ・メレディス「Anno」
神奈川県 横浜赤レンガ倉庫 1号館 3Fホール

<出演者>スコティッシュ・アンサンブル / アンナ・メレディス

バロック音楽で最も知られる楽曲であるヴァイオリン協奏曲の傑作、ヴィヴァルディの「四季」をイギリスの作曲家アンナ・メレディスが新たな作品「Anno」として披露。スコティッシュ・アンサンブルによる演奏に、エレクトロニクスやサウンドエフェクト、アンナの妹である映像作家エレノア・メレディスによるカラフルな映像演出を加え、1時間の公演で“1年”を描きだす。

9/18(水)

左から福間洸太朗(©Masaaki Hiraga)、實川風。
ショパン~永遠の貴公子をたどる
神奈川県 横浜みなとみらいホール 大ホール

<出演者>實川風 / 福間洸太朗 / 原田慶太楼 / 日本フィルハーモニー交響楽団

“永遠の貴公子”ショパンのピアノ協奏曲とバラードを、“現代のピアノの貴公子”と名高い實川風と福間洸太朗が奏でるコンサート。2人のピアニストが日本フィルハーモニー交響楽団、指揮の原田慶太楼と共にショパンの世界観を表現する。

9/22(日)

唐津健
さくらプラザ×横浜音祭り2019 唐津 健チェロ・リサイタル
神奈川県 さくらプラザ(戸塚区民文化センター)ホール

<出演者>唐津健 / 鷲宮美幸

英国王立音楽大学を主席で卒業後、文化庁芸術家在外研修員としてニューイングランド音楽院修士課程を名誉賞付きで修了し、国際的に活躍しているチェリスト・唐津健が、さくらプラザに登場。ピアニストの鷲宮美幸と共にリサイタルを披露する。

10/12(土) 10/26(土)

村治佳織
村治佳織の世界
神奈川県 横浜みなとみらいホール 小ホール

<出演者>村治佳織 / 藤木大地(※12日公演のみ)

昨年デビュー25周年を迎え、最新アルバム「シネマ」が「第33回日本ゴールドディスク大賞」の「インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー」に輝くなど、第一線で活躍を続けるギタリスト・村治佳織が2日間のコンサートを開催。12日にはカウンターテナーの藤木大地を迎えたステージを、26日には「シネマ」収録の映画音楽を披露する。

10/14(月・祝)

英国近衛軍楽隊
「日英交流年 UK in Japan2019-20」参加企画 英国女王陛下の近衛軍楽隊コンサート
神奈川県 神奈川県立音楽堂 ホール

<出演者>英国近衛軍楽隊グレナディアガーズバンド / スコットランド近衛連隊バグパイプ軍楽隊

イギリス・バッキンガム宮殿を守る英国近衛軍楽隊が、一糸乱れぬ隊列と演奏を神奈川県立音楽堂で披露。「1964東京オリンピック・ファンファーレとマーチ」や「ロサンゼルスオリンピック・ファンファーレ」などのプログラムが展開される予定で、スコットランド近衛連隊バグパイプ軍楽隊も出演する。

10/20(日)

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 ©Vaclav Jirasek
セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
神奈川県 横浜みなとみらいホール 大ホール

<出演者>セミヨン・ビシュコフ / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

チェコ文化を代表する存在であるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。昨年10月に首席指揮者および音楽監督に就任したセミヨン・ビシュコフがタクトを握る。チャイコフスキーの交響曲の中でも人気の第5番や、スメタナの「わが祖国」より第2曲「モルダウ」などが演奏される予定で、伝統と革新が融合したチェコフィルの“今”を聴くことができる。

10/22(火・祝)

藤原道山
藤原道山 尺八アンサンブル・コンサート 「風雅竹韻」
神奈川県 横浜能楽堂

<出演者>風雅竹韻

関東地方現存最古の能舞台である横浜能楽堂で、藤原道山が若手尺八奏者を率いた風雅竹韻として一糸乱れぬアンサンブルを披露。日本人だけでなく、訪日外国人も楽しめる日本伝統音楽のコンサートを繰り広げる。

11/1(金)

左からももいろクローバーZ、菅野祐悟。
ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2019 本広克行プロデュース 横浜音祭りスペシャル【劇伴の若き匠 菅野祐悟】
神奈川県 横浜みなとみらいホール 大ホール

<出演者>菅野祐悟 / ヨコハマ・ポップス・オーケストラ / ももいろクローバーZ / 本広克行 / 田尻真高 / 和田由貴 / ハセガワダイスケ / 石丸由佳

映画監督の本広克行によるプロデュース公演。NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」の楽曲などを手がける菅野祐悟と、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、本広と親交の深いももいろクローバーZによる夢のコラボレーションが実現する。映画監督ならではの視点で演出されるアイドルとオーケストラの異色の共演は必見だ。

11/4(月・振休)

石丸幹二
石丸幹二プレミアム・デュオコンサート
神奈川県 フィリアホール(青葉区民文化センター)

<出演者>石丸幹二 / 吉田次郎

ミュージカル界を牽引し、オーケストラからジャズコンサートまで多彩にソロ活動を行う石丸幹二が、さまざまなジャンルから選りすぐった楽曲を歌唱する。演奏はBrecker Brothers、ジョー・サンプル、ケイコ・リーらのライブに参加するなど豊富な経験を持つギタリスト・吉田次郎が担当する。

11/9(土)

アマネトリル
アマネトリルライブ スナックゾウノハナスぺシャル
神奈川県 象の鼻テラス

<出演者>アマネトリル

懐かしさと都会的な雰囲気を共存させたポップな楽曲、澄みきった心地よいボーカルが魅力の音楽ユニット・アマネトリルが、象の鼻テラスでの夜のライブシリーズ「スナックゾウノハナ」に登場。客席がステージを取り囲む演者との距離感が近い会場で、お酒や横浜の夜景と共に2人のライブを楽しめる。

11/9(土)

林英哲 ©Hirozumi Shimizu
横浜音祭り2019スペシャルコンサート 林英哲・太鼓の世界「レオナール われに羽賜はねたべ」
神奈川県 関内ホール 大ホール

<出演者>林英哲 / 英哲風雲の会

昨年、フランスで披露され、圧倒的な舞台表現と演奏でパリ市民を熱狂させたオリジナル太鼓組曲「レオナール われに羽賜べ」が「横浜音祭り」に初登場。和太鼓奏者であり作曲家の林英哲が、太鼓のみで作り上げたオリジナル太鼓楽曲を独創的なステージパフォーマンスで表現する。

11/15(金)

葉加瀬太郎
横浜音祭り2019クロージングコンサート 葉加瀬太郎 featuring May J. The Symphonic Night
神奈川県 横浜みなとみらいホール 大ホール

<出演者>葉加瀬太郎 / May J. / 横浜シンフォニエッタ

「横浜音祭り2019」を締めくくるのは、葉加瀬太郎が初めてセルフプロデュースするオーケストラコンサート。オーケストラアレンジによる珠玉の名曲の数々や、ゲストのMay J.とのコラボレーション企画が披露される。オーケストラは、昨年創立20周年を迎えた横浜シンフォニエッタを中心とするこの日限りの特別編成になる予定だ。

9/15(日)~11/15(金)

私立恵比寿中学
街に広がる音プロジェクト

「横浜音祭り2019」開催期間の週末を中心に、横浜市内の商業施設や公園、ショッピングストリートなど、人々でにぎわうオープンスペースで観覧無料のストリートライブが開催される。プロ、アマを問わないオールジャンルのアーティストによるミニコンサートや、音楽にダンスやアートをかけ合わせたコラボレーション企画が繰り広げられる中、私立恵比寿中学の出演も決定している。