ナタリー PowerPush - WEAVER

過去最長&原点回帰ツアーを総ざらい

「ライブってこんなに熱いんだ」って感じてほしい

──ツアーファイナルの渋谷CLUB QUATTRO公演の音源は、現在iTunes Storeで配信中ですね。今回のツアーで披露してきた新曲「ひとつの人生」も入ってますが、この曲のコンセプトは?

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河邉 生きている中で人とわかり合えないこともあったりして。人は結局自分ひとつの人生しか生きることができない、どんなにすごいと思ったことや悲しいことも人と共有することはできないのかなって思った時期があったんです。でも、例えば友達や恋人といろんな話をする中で、感情はちゃんと共有することができる。今回のツアーでもメンバー間でそれを思ったし、そうすることによってひとつの人生だけど、まるで倍の人生を生きている感覚がするというか。それで今までたくさんの人と関わって、いろんなものを見てきたんだなっていうことに気付いて、歌詞を書きました。

──そんな「ひとつの人生」も含めて、今回のiTunes Storeでの配信はライブに来た人はもちろん、来られなかった人にもライブの模様を楽しんでもらえますね。

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杉本 はい。まずはWEAVERとしてライブ音源を世に出すのが初めてで。CD用にレコーディングしたものは音が1つひとつ鮮明できれいだと思うんですが、ライブ音源は音がぶつかり合ってる中で生まれる僕らの衝動、ライブならではのフロアの熱気も伝わるものなのかなって。

河邉 CDとはまた違う、その場でしか生まれない空気や価値があると思うので。それを少しでも感じ取ってもらえたらいいなと思います。

奥野 今回のツアーで3人がやってきたことを、より多くの人に聴いてもらいたいですね。「WEAVERのライブってこんな感じです」っていうのを届けたい気持ちはすごく大きいし、「楽器が好きで(バンドを)始めた僕らが、今こんなカッコいいことをしてるんです」っていうのをぜひ感じてもらいたいです。

杉本 WEAVERを応援してくれてる人が全員ライブに来れるわけじゃないし、ライブに行く習慣がない人もいると思うんです。そういう人たちが僕らの音をCDで聴いたら「優しい」とか「きれいな音」って印象を持つと思うんですけど、この音源を聴いたら「WEAVERのライブってこんなに熱いんだ」ってなると思う。そういう一面も感じてもらいたいし、「次はライブに行ってみようかな」って思ってくれたらさらにうれしいですね。

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「66番目の汽車に乗って」2012.5.17 Live at Shibuya Club QUATTRO

ライブ音源「iTunes Live」/ iTunesStoreへ

配信曲
  1. トキドキセカイ(Live)
  2. つよがりバンビ(Live)
  3. ネバーランド(Live)
  4. ひとつの人生(Live)
  5. 管制塔(Live)
  6. 66番目の汽車に乗って(Live)

WEAVERの過去曲もiTunes Storeにて配信中!/ iTunesStoreへ

WEAVER(うぃーばー)

杉本雄治(Vo, Piano)、奥野翔太(B)、河邉徹(Dr)の3人からなる神戸出身のスリーピースピアノバンド。2004年に高校の同級生同士で結成され、2007年に現在の編成に。メンバーの卓越した演奏テクニックと、ピアノの音色が印象的なメロディアスな楽曲を特徴とする。2009年10月に配信限定シングル「白朝夢」でメジャーデビューを果たし、デビュー翌日にはflumpoolの日本武道館公演でフロントアクトを務める。2010年2月にメジャー1stミニアルバム「Tapestry」を、同年8月に亀田誠治をサウンドプロデューサーに迎え、au LISMO CMソング「僕らの永遠~何度生まれ変わっても手を繋ぎたいだけの愛だから~」などを収録したアルバム「新世界創造記」をリリースする。その後もコンスタントにリリースとライブを重ね、2011年8月に杉本のピアノ独奏を含むアルバム「ジュビレーション」を発表する。2012年3月~5月にメンバー3人だけで全国各地を回るライブハウスツアー「WEAVER Live House TOUR 2012『Piano Trio Philosophy~do YOU ride on No.66~』」を敢行し成功に収めた。