ナタリー PowerPush - VAMPS

白熱ロンドン公演WOWOWオンエア

VAMPSのヨーロッパツアーの最終公演の模様が、11月24日(日)21:00よりWOWOWにてオンエアされる。このライブは10月7日(日本時間8日)にイギリス・ロンドンのライブハウスO2 Academy Islingtonで開催されたもので、日本、香港、台湾の映画館で生中継も行われた。さらにWOWOWでは11月29日(金)にツアーに密着したドキュメンタリー番組「ノンフィクションW VAMPS、世界に噛みつく ~HYDEとK.A.Zが目指すメイド・イン・ジャパンの挑戦~」を放送し、世界進出を図るVAMPSの活動を追う。

この特集では、VAMPSにとって初開催となったロンドン公演に焦点を当て、“海外でのVAMPS”の姿を紹介する。

文 / 中野明子

 
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ロンドンに刻まれたVAMPSサウンド

2009年より海外ライブを行ってきたVAMPSが、本格的な世界進出のためにユニバーサルミュージック内のDelicious Deli Recordsへの移籍およびイベントプロモーターLive Nationとの提携を発表したのが今年2月。彼らの正式な世界進出宣言は国内だけでなく、世界各国でも大きな反響を呼んだ。

そして本格的な世界進出第1弾アイテムとして9月に発表されたのが、全曲英語詞によるベストアルバム「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」。そのリリース直後にVAMPSは海外仕様の作品を携え、初のロンドン公演を含むヨーロッパツアーへと乗り出した。

  • VAMPSヨーロッパツアーオフショットよりK.A.Z。
  • VAMPSヨーロッパツアーオフショットよりHYDE。

当初ロンドン公演は2日間行われる予定だったが、HYDE(Vo, G)の喉の故障のため初日はキャンセル。しかし「VAMPIRE DEPRESSION」から幕を開けた2日目のライブは、そんな不調を微塵も感じさせない熱量がほとばしる内容となった。それはHYDEの歌声や表情、K.A.Z(G)のギターを奏でる手つきからも感じ取ることができる。またオーディエンスも歓声や指笛で応え、VAMPSとともに一夜限りのライブを作り上げようとする意志を表す。HYDEが冒頭で呼びかけた「Let's make love.」の言葉を実践するかのように。

  • 「VAMPS WORLD TOUR 2013 in LONDON」の模様。
  • 「VAMPS WORLD TOUR 2013 in LONDON」の模様。

日本ではZeppを根城にし、映像や照明など演出にもこだわっている彼らだが、ロンドンでは現地のライブハウス仕様にスタイルを変更。メンバーはコンパクトなステージの規模を楽しむようにアイコンタクトをとりながらパフォーマンスを繰り広げ、HYDE、K.A.Z、Ju-ken(B)の3人は何度も観客に近付きながらプレイする。今回の放送ではHYDEとJu-ken(B)が向かい合わせで楽器を奏でた「GET UP」、フロアをしっかり見据えながら歌うHYDEの表情が映し出される「HUNTING」「MIDNIGHT CELEBRATION」など、この公演ならではのシーンの数々を堪能することができる。

そして海外公演のひとつの特徴となっているのが、HYDEによる英語のMCだろう。HYDEは流暢な英語でオーディエンスとコミュニケーションを図り、会場全体を味方に付けていく。それを印象付けるのが、アンコール前にフロアから自然発生した「REVOLUTION II」のワンフレーズ「Bang on, stomp everybody!」のコールだ。客席にいる男性が吹く笛にあわせて、オーディエンスが盛大に叫ぶびハンドクラップをする様子はVAMPSの存在がしっかりとロンドンに根付いたことを伺わせた。

  • 「VAMPS WORLD TOUR 2013 in LONDON」の模様。
  • 「VAMPS WORLD TOUR 2013 in LONDON」の模様。

ラストナンバーの「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」を激しくパフォーマンスしたのち、HYDEは投げキッスをしながら「See you soon!」と叫び、ロンドンっ子たちとの再会を約束。その横でK.A.Zは満面の笑顔を浮かべる。その表情は、VAMPSとロンドンおよびヨーロッパの“再会の日”がそう遠くはないことを予感させるものだった。

なお11月29日(金)に放送される、「ノンフィクションW VAMPS、世界に噛みつく ~HYDEとK.A.Zが目指すメイド・イン・ジャパンの挑戦~」では、バルセロナ、パリ、ベルリン、ロンドンを回ったヨーロッパツアーに密着。世界に挑む葛藤や思いに迫る。2人への貴重なインタビューから、子供の頃の夢、VAMPSへの思い、これまでの葛藤、今後の展望など、生き様を描き出す。

  • VAMPSヨーロッパツアーオフショットよりK.A.Z。
  • VAMPSヨーロッパツアーオフショット。
  • VAMPSヨーロッパツアーオフショットよりHYDE。

WOWOWライブ「VAMPS WORLD TOUR 2013 in LONDON」

2013年11月24日(日)21:00~
2013年12月15日(日)22:00~(リピート放送)

WOWOWプライム「ノンフィクションW VAMPS、世界に噛みつく ~HYDEとK.A.Zが目指すメイド・イン・ジャパンの挑戦~」

2013年11月29日(金)22:00~
2013年12月1日(日)9:15~(リピート放送)

VAMPS(ばんぷす)

VAMPS

HYDE(L'Arc-en-Ciel)とK.A.Z(OBLIVION DUST)が2008年に結成。2008年の結成以来、国内外で約300本以上のライブを敢行。VAMPSの代名詞となった全国のZeppにて連続公演を行う“籠城型ツアー”をはじめ、アリーナ公演、ラグーナビーチなどでの野外公演、恒例のハロウィンライブイベントなど、多彩なスタイルのライブを行っている。

海外での活動も積極的に行い、ワールドツアーとして北米、南米、ヨーロッパ、アジアなどでのライブを敢行。南米では2ndアルバム「BEAST」が日本人アーティスト初のセールスチャート4位を記録した。同公演の模様を収録したDVD「VAMPS LIVE 2010 WORLD TOUR CHILE」は各方面から注目を浴び、日本の音楽DVD部門のセールスチャートで1位となった。

2013年にユニバーサルミュージック / Delicious Deli Recordsへの移籍を発表。移籍第1弾作品として4月にリリースされた映像作品「VAMPS LIVE 2012」は、オリコン週間ブルーレイランキングで1位を獲得した(音楽DVD週間ランキングは3位、総合7位)。7月に2年半ぶりのシングル「AHEAD / REPLAY」をリリースし、9月には全曲英語詞によるベストアルバム「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」を世界各国で発表。同月末よりヨーロッパツアーを開催した。

VAMPS アメリカ公演

2013年12月4日(水)アメリカ・カルフォルニア州ロサンゼルス House of Blues

2013年12月8日(日)アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク Roseland Ballroom