上原ひろみ|光はすぐそこ コロナ禍の気持ちをノンフィクションで表した「シルヴァー・ライニング・スイート」

石川さゆり、甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)、吉田美和(DREAMS COME TRUE)が語る上原ひろみの魅力

石川さゆり

石川さゆり

上原ひろみの魅力とは

上原ひろみさんのピアノが大好きです。
なんといっても、アスリートのようにパワフルで鍵盤を叩く強さに驚かされます。
そして、いつも全身で楽しそうで、聴いている私まで一緒に上原ひろみさんのピアノの中に吸いこまれて楽しくなります。
スピード感、強さ、それに細やかな音の響きは、きっと彼女のお人柄がピアノを通して耳に届いているのですね。

石川さゆり(イシカワサユリ)
熊本県出身の歌手、女優。1973年3月にシングル「かくれんぼ」でデビュー。1977年に「津軽海峡・冬景色」で「第19回日本レコード大賞」歌唱賞、1986年に「波止場しぐれ」で「第27回日本レコード大賞」最優秀歌唱賞を受賞したほか、「天城越え」「夫婦善哉」などヒット曲を多数世に送り出す。2022年3月にはデビュー50周年イヤーを迎える。
甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)

甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)

上原ひろみの魅力とは

全力! 全開! 僕が思う上原ひろみのイメージです。
全力でピアノを愛し、全開でラーメンを平らげる。
覚悟はいいか。ひろみは今夜も本気だぜ!

甲本ヒロト(コウモトヒロト)
ザ・クロマニヨンズ、ブギ連のボーカリスト。1985年に真島昌利らとTHE BLUE HEARTSを結成し、1987年5月にシングル「リンダリンダ」でメジャーデビューを果たす。1995年にTHE BLUE HEARTSを解散後、2005年までTHE HIGH-LOWSとして活動。2006年に真島らとザ・クロマニヨンズを結成した。2021年8月から6カ月連続でシングルをリリースする企画「SIX KICKS ROCK&ROLL」を展開中。
吉田美和(DREAMS COME TRUE)

吉田美和(DREAMS COME TRUE)

上原ひろみの魅力とは

音楽を 探求、追求、追究する心、
それを現実にする為の 文字通りの 不屈の精神、
何事に対しても 常にフェアで冷静な物の見方、
にあふれている人。
ピアノはあんなに自由自在なのに
歌は 調子が外れてても 気がついていない
かわいい人。

上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットのステージを目撃した感想

2020年 12月29日。ブルーノート東京。
その日にしか生まれない音楽への情熱が
ステージ上の5人から立ち昇って 目に見えるかのようだった。
一曲一曲、セットリスト、そこに込められたストーリーも
素晴らしいのはもちろんのこと、
ツアーの中止や延期、配信ライヴへの挑戦等
世界中のミュージシャンがもがき苦しんだその年の終わりに
幸運にも そして ライヴを観る事自体も久しぶりだったわたしは
単純に 音楽がもたらす興奮や歓喜を思う存分味わい 涙した。
いつも以上に「心」に効いたライヴでした。
ありがとう、と何度も言いたいライヴでした。

吉田美和(ヨシダミワ)
DREAMS COME TRUEのボーカル。1989年3月にシングル「あなたに会いたくて」とアルバム「DREAMS COME TRUE」の同時リリースでデビュー。「未来予想図II」「何度でも」「大阪LOVER」など多くのヒット曲を生み出す。2021年9月には「次のせ〜の!で - ON THE GREEN HILL - 」をリリース。
上原ひろみ

ライブ情報

上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット
「JAPAN TOUR 2021 "SILVER LINING SUITE"」
  • 2021年11月11日(木)長野県 まつもと市民芸術館
  • 2021年11月12日(金)愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
  • 2021年11月14日(日)大阪府 ザ・シンフォニーホール
  • 2021年11月23日(火・祝)広島県 広島国際会議場 フェニックスホール
  • 2021年12月4日(土)北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)
  • 2021年12月7日(火)大阪府 ザ・シンフォニーホール
  • 2021年12月8日(水)福岡県 福岡国際会議場 メインホール
  • 2021年12月9日(木)東京都 Bunkamuraオーチャードホール
  • 2021年12月12日(日)静岡県 アクトシティ浜松 大ホール
  • 2021年12月24日(金)宮城県 日立システムズホール仙台
  • 2021年12月27日(月)東京都 Bunkamuraオーチャードホール
  • 2021年12月28日(火)東京都 Bunkamuraオーチャードホール
上原ひろみ(ウエハラヒロミ)
上原ひろみ
1979年生まれ、静岡出身のピアニスト。6歳よりピアノを始め、国内外のチャリティコンサートなどに多数出演。1999年にアメリカ・ボストンのバークリー音楽院に入学する。在学中にジャズの名門テラーク・レーベルと契約し、2003年にアルバム「Another Mind」で世界デビュー。2008年にチック・コリアとのアルバム「Duet」を発表した。2009年9月には自身初となるピアノソロアルバム「Place To Be」をリリース。2011年にスタンリー・クラークのアルバム「THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI」で第53回グラミー賞「Best Contemporary Jazz Album」を受賞した。また同年にはアンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスを迎えた“上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト feat. アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス”として「VOICE」を発表。2016年4月に上原ひろみザ・トリオ・プロジェクト feat. アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップスとして4枚目のアルバム「SPARK」をリリースし、アメリカのビルボード・ジャズ総合チャートで1位を獲得した。2017年9月にハープ奏者エドマール・カスタネーダとのアルバム「ライブ・イン・モントリオール」をリリース。また同年、日本人アーティストでは唯一となるニューヨーク・ブルーノートでの13年連続公演を成功させた。2019年9月に約10年ぶりとなるソロピアノアルバム「Spectrum」をリリース。2020年からはコロナ禍の影響で苦境に立たされるライブ業界救済のためブルーノート東京にてシリーズ企画「SAVE LIVE MUSIC」を展開。同企画で初披露したプログラムの1つ、上原ひろみザ・ピアノ・クインテットとしてのアルバム「シルヴァー・ライニング・スイート」を2021年9月にリリースした。同年7月には東京2020オリンピックの開会式にて演奏を披露。