小林俊太郎

［提供曲について］ 「こんなにもハッピーで、こんなにも音楽が溢れてて、みんなが笑顔だったスタジオレコーディングでした」

僕にとっての「apple symphony」はそんなアルバムだ。だから、最高に素敵なアルバムにきまってる。どの曲にもその時のミュージシャンの気持ちや竹達彩奈の思いが沢山詰まってる。

僕が理想としてる音楽制作像（っていうのかな？）があって、それは1曲を作る時に皆で目指した1つの山を登れたら！って思ってる。
それは、1つ方向性を決めて、途中苦しいこともあるかもしれないけれど、みんなでその方向性を目指して突き進む。それによって、なんていうのかな、骨がしっかりしてる楽曲ができると信じているんです。
このアルバムは本当の意味でそれができたな～、ってひしひしと感じてるここ最近の日々でして。。（笑）
だから、沢山の人に是非聴いて頂きたいアルバムです。

［竹達彩奈の印象］ 竹達彩奈という人物の印象はホント良い奴なんです。（笑）

当然、声優さんですから声はもの凄く特徴的だし、表現力も豊かなんですが、それより今は実は彼女自体の人間性に惚れてます。
でも、これって実はとても大事なことで、だからこそ良い歌が歌える。
歌は技術的には足りないとこもあるかもしれないけれど彼女の歌は素晴しいんです。心を感じるんです。
今回のアルバムも良い歌、歌ってますよ～

［竹達彩奈へのメッセージ］ まだ、歌手「竹達彩奈」は始まったばかり。これから、どんな活躍をしていくのか本当に楽しみで仕方ない。そして、僕もその手助けができれば！っと思っております。
「チーム竹達」一丸となって、着実に一歩一歩、歩いて行きましょう～！！

末光篤（「Yes-No」「♪の国のアリス」作詞・作曲・編曲）

僕はひたむきな人、というか、人間の「ひたむきさ」がとても好きです。
何かに夢中になって、何かのためにただがむしゃらになること、
そういう瞬間は、人生の中でそうあることではないけれど、
もし訪れたとしたら、その時人は何より輝いて見えるのだと思います。
今回、それをテーマとした2つのメッセージソングを書かせて頂きました。
これらの曲は、僕から見た竹達さんのイメージそのものです。
多くの人の心に届く事を心から祈っています。

末光篤 a.k.a. SUEMITSU & THE SUEMITH

筒美京平（「時空ツアーズ」作曲）マネージャー 相茶紀緒

1st ALBUM「apple symphony」いよいよリリース、おめでとうございます。
沢山の優れたミュージシャンの皆さんのパワーとマジックをお借りしながら、じっくり時間をかけて丁寧に作られた素晴らしい作品に仕上がりました。
竹達さんの声優としての“公”の声から模索してソロ・シンガーとしての最も大切な宝である“私”の声をバッチリと探り当てたスタッフ陣のお手並みも見事でした。この声こそが神様から授かった大切なお宝です。これから更に磨きをかけて益々存在感の大きなシンガーになって行ってください！

永野亮（「ナナナナンバーワン」作詞・作曲・編曲）

今回のテーマは「かぞえうた」です。
といっても、普通の童謡みたいなのはつまらないので、
色々な工夫やいたずらをしながら作りました。
手拍子しながら楽しんでもらえる曲になったら嬉しいです。

この曲には騙し絵みたいなリズムがたくさん登場するのですが、
それにもめげず、竹達さんは自ら納得するまで何度も歌ってくれました。
本当に感謝です。
当たり前といっては当たり前だけど、
竹達さんのマイクを通した歌声を目の当たりにして、
その声の抜け感、強さに改めて驚きました。

竹達さん、アルバム完成おめでとうございます！
またお会い出来るのを楽しみにしてます！

吉田哲人（「apple symphony」「the colored apple」作・編曲 / 「春がキミを綺麗にした」編曲）

［提供曲について］ 「apple symphony」「the colored apple」について。
この2曲は竹達さんの鼻歌を元に僕が広げて作った、という設定を自分の中で設けていたので、作曲をした事が無い女の子が、ふと頭の中に湧いて出てくるようなハミングしやすいメロディを意識しました。特に「apple symphony」は「春がキミを綺麗にした」の歌録りをしてる最中に作曲し簡単なオケを作り、その日のうちに歌録りも終えたので、とてもシンプルなメロディに仕上がったなぁ、と自負しております。

今回のアルバムはインパクトのある曲だらけで、「apple symphony」はその1曲目、かつ次の曲が強烈なので「俺の曲がどの曲よりも一番インパクトを与える！」という意気込みで、レヴューと言えばいいんでしょうか、壮大なオーケストラルポップスなアレンジを施しました。

「the colored apple」は1950年代のノヴェルティもののイージーリスニングのような感じで、次の曲につながるような可愛いアレンジに仕上がったと思います。

「春がキミを綺麗にした」について。 川本真琴さんから頂いた元々のDEMOはとても現代的なアレンジで、それはそれで完成された世界感なので、どう自分なりの色を出すのが良いのかと考えましたが、ディレクターの伊達さんとの話し合いで「春の化粧品のCM」のような雰囲気にしました。春らしい、跳ねるようなアレンジを施しつつも、エレキベースにウッドベースを重ねたり、ピアノ、ハープシコード、オルガンで同じリズムでコードを刻んでみたりと、仕上げてみると意図はしてなかったものの楽器編成やアレンジの面で、ブライアン・ウィルソン/フィル・スペクターの影響の大きさを再認識できたのも印象に残ってます。

楽器編成：AGt / 12stGt / EGt / WoodBass / E Bass / FletlessBass / Apf / Epf / Harpsichord / Organ / Glockenspiel / Vibraphone / Tubularbell / Flute / Oboe / Trombone / Horn / BaritonSax / Drums / Timpany / Percussion / Synth / Strings

［竹達彩奈の印象］ とにかく声。
一発で覚えられる声。
どんなオケにも負けない声ですので、どのような作品が来ようとも、結局彼女の作品になるんだなあ～と感じました。
あと、自分の持ってるイメージと歌が合わないときは何度でも歌い直そうとする姿勢に感銘を受けました。

［竹達彩奈へのメッセージ］ アルバム完成おめでとうございます。
1曲目の「apple symphony」がここまで変わるとは思ってなかったでしょう？
なんてね（笑）。

あ、今度サイン下さい。